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近鉄5200系電車(きんてつ5200けいでんしゃ)は、近畿日本鉄道の電車(用途については後述)。電算記号はVX〔『近鉄急行・団体用 5200系&あおぞら号』レイル・ロード 1988年 p.17 ここに5200系の編成記号 VXが示されている。〕。 本項では改良型の5209系・5211系〔5209系は1991年11月に、5211系は1993年3月に登場した。『近畿日本鉄道完全データ』 p.55 (発行 メディアックス 2012年) ISBN 9784862013934〕についても記述する。 == 概要 == それまで大阪線や名古屋線の長距離急行用車両として運用されていた2600系・2680系・2610系は座席に対面式固定クロスシートを装備していたが〔カラーブックス「日本の私鉄 近鉄2」p.16・p.17(著者・編者 諸河久・山辺誠、出版・発行 保育社 1998年) ISBN 4586509058 〕、1970年代前半まで運用されていたその先代の急行車である2200系や2250系と比べるとシートピッチが狭く、旅客から敬遠されつつあったこと〔近鉄時刻表2010年号p397のコラムより。 タイムスケープ100「16.近鉄が先駆けた種々のクロスシート」〕〔や、一部編成ではトイレを装備しているものの、1600系や1000系、1200系などのロングシート車両も長距離急行の一部で運用されており〔、特別料金不要の速達列車であっても高品質な輸送を求める声が多くなっていたことから、2610系等に代わる急行用車両として1988年(昭和63年)に登場した〔〔〔。運行距離の長い大阪線・名古屋線の急行や快速急行などの長距離列車〔〔運転距離が100kmを超える主な料金不要列車としては、名古屋線急行が近鉄名古屋駅 - 鳥羽駅間で走行距離は120.4km。大阪線快速急行や急行が大阪上本町駅 - 宇治山田駅間で走行距離は137.2km(快速急行が鳥羽駅まで乗り入れる場合の走行距離は150.4km)である。〕、及び団体専用列車に使用〔〔 日本の私鉄「近畿日本鉄道」p.127 - p.129(著者・編者 広岡友紀、出版・発行 毎日新聞社 2012年) ISBN 978-4-620-32003-8〕〔本系列は20100系の代替も兼ねており、同時期に団体専用車両へ改造された18200系では対応しきれなくなった際は11400系や12200系などの現役特急車の予備車を使用し、それらが超多客期などで引き上げたときに本系列が使用されたことがあった。〕するため、座席に転換式クロスシート〔乗降扉付近も含めてほぼ全ての座席が転換出来るが、連結側の妻面の座席のみは進行方向に関わらず固定されている。カラーブックス「日本の私鉄 近鉄2」p.17(著者・編者 諸河久・山辺誠、出版・発行 保育社 1998年) ISBN 4586509058〕を採用した〔。 本系列の設計方針としては以下の3点を掲げた〔『鉄道ファン』1988年6月号 No.326 交友社 p.81 - p.85 〕。 : *More Comfortable(より快適性を求めた車両とする) : *Multi Purpose(朝夕の通勤通学輸送、昼間の長距離急行輸送、団体運用のいずれにも適した車両とする) : *Modern technology(最新技術を導入し、保守の合理化と省エネ化を図る) 5213Fで本系列の製造が終了し、本系列落成の前後に製造されたGTO素子VVVF制御車両の各形式ではシリーズ21にそれぞれ後継系列が製造されているが、シリーズ21では本系列に相当する後継系列は製造されていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近鉄5200系電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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