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大阪鉄道デイ1形電車(おおさかてつどうデイ1がたでんしゃ)とは、近畿日本鉄道南大阪線・長野線・道明寺線の前身である、大阪鉄道(大鉄)が、1923年の電化に際して製造した木造電車である。 日本で初めて高圧直流の1500V電源を用いた電車であり、以後1500V直流電化は国鉄・私鉄に広く普及した。のちに近鉄に引き継がれてからモ5601形と形式変更した。 == 大鉄の経緯 == 近畿日本鉄道(近鉄)の路線のうち、最も歴史が古いのは現在の道明寺線・南大阪線・長野線の柏原駅-富田林駅間で、1898年に河陽鉄道が開業させたものである。その後同社は河南鉄道に再編され、1902年には長野駅(現・河内長野駅)までの延伸を果たすが、それに先立つ1900年に高野鉄道(現・南海高野線)が道頓堀駅(現・汐見橋駅)-長野駅間の路線を開通させており、大阪との連絡には柏原駅での関西鉄道線(1907年に国有化されて関西本線となる)乗り換えを要した河南鉄道は競争上不利であった。 そこで河南鉄道は大阪への自力乗り入れを計画し、1919年に社名を大阪鉄道へ改める。そして同時に電化を進め、1923年に大阪天王寺駅(翌年、大阪阿部野橋駅と改称)への電化新線での乗り入れを実現し、同時に天王寺-河内長野間での電車運転を開始した。 この際、大鉄は現在に至るまで日本の鉄道の電化における主流である直流1500V電化方式を、日本で初めて実施した。これに対応して製造されたのがデイ1形である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大阪鉄道デイ1形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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