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『迷宮組曲』(めいきゅうくみきょく)は、ハドソンから発売されたゲームソフト。1986年11月13日にファミリーコンピュータ用のアクションゲームとして発売された。副題に『ミロンの大冒険』とある。 == 概要 == ハドソンのプログラマ笹川敏幸が自らゲームコンセプト・ゲームシナリオ・キャラクターデザイン・効果音製作・プログラミングを手がけ、少数精鋭(作曲スタッフの国本剛章・井上大介ら)で作られた。製作期間は約1年半。なお、製作時のお遊びで主人公のミロンは迷宮組曲の発売前に『スターソルジャー』の隠し標的の絵としても使われた。 表題通り「音楽」が重要な要素になっており、通常ステージのBGMのワルツを基調にした楽曲や、回数を重ねるごとに充実し最終的には7楽器によるアンサンブルへと発展していくボーナスステージのBGM〔ボーナスステージへ移行する条件は"楽器箱"を入手することである。これはゲームのクリアには関わらない要素だが、7つとも集めないと主旋律のバイオリンによって完成された楽曲を聴くことが出来ないため、すべて入手することがひとつの「攻略美」とされていた。〕などの演出が特徴。 また、高橋名人の16連射が話題となった時期だったことから、タイトル画面に連射速度測定機能がついている。但しこの結果表示は実際の入力より一割ほど増したものになる。これは当時連射機能付きのジョイカードmkIIに用いられた部品の精度が悪く、設計上は16連射にしたものの、全製品に保証できる最大連射数として15連射とせざるを得なかったのが、当作のプログラマに伝わらなかったために、16連射が出ないことを憂慮したプログラマが自身の判断で一割ほど増して表示されるようにしたもの〔『電人☆ゲッチャ!』 「『迷宮組曲』 - 高橋名人世代」 12:00。〕。 笹川はその後出世してハドソンの音楽制作部門を率いる立場になり、自ら続編を立ち上げることが困難になったものの、1996年に笹川の後輩が迷宮組曲の世界観を背景にした『ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険』を製作(笹川も職務上音楽プロデューサーとして参加)。笹川自身も1999年に、本質的には迷宮組曲2のテイストを含んている〔All about 迷宮組曲 制作者インタビュー 〕という『プラネット ドブ』を総合プロデュースして製作している。笹川の退社後、2006年には『ミロンのほしぞらしゃぼん パズル組曲』が製作された。 迷宮組曲の再制作や続編を望む声は多いものの、特に音楽面において原作に遠く及ばないことから企画が形にならないと、当時ハドソンに在籍していた高橋名人は語っている〔『迷宮組曲2』が実現する!? 高橋名人の新譜発売イベントを密着レポート/ゲーム情報ポータル:ジーパラドットコム 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「迷宮組曲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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