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王手(おうて)とは、チャトランガ系統のボードゲームでのある種の指し手(駒の動き)である。将棋の王将・チェスのキングなど、ルール上取られてはならないと定められている相手の駒に対して、自分の(王将・キングなどを除く)駒を利かせる指し手のことをいう。チェスの場合はチェック () と呼ばれている。 これから転じて、スポーツなどで残り1勝すれば自分もしくは自チームが優勝できる状況になったことを表すのにも使われている。 本稿では、主に将棋とチェスの「王手」について解説する。 == 総則 == 王手(チェック)は相手の王将(キング)に迫る手である。自分の駒を動かす(または将棋の場合は駒を打つ)事により、相手の王将(キング)に自分の駒の働きを利かせる手を指す。「次の手で王将(キング)を取るぞ」という脅迫の意味があり、その脅迫を受けた側は「王手(チェック)された」「王手がかかった」状態となる。 王手(チェック)をされた側は、その状態から絶対に抜け出さなければならない。王手(チェック)は強制手であり、いかなる場合でも無視や放置は許されない。王手(チェック)をされた側がどのような指し手を用いても回避できない場合は詰み(チェスでは「チェックメイト」)となり、回避できなかった対局者の負けとなる。 自玉(自分のキング)で敵玉(相手のキング)を王手(チェック)することはできない。つまり、敵玉(相手のキング)の隣には自玉(自分のキング)を置けないということである。〔中将棋などで、太子(酔象の成駒で王将と同じ働きを持つ駒)が存在する場合は、例外的に「王将で王手」も可能である。〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「王手」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Check (chess) 」があります。 スポンサード リンク
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