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通れた道マップ(とおれたみちマップ)とは、大規模地震などの災害発生に伴う通行可能道路を実際の車両走行実績データを元に地図上に示したものをいう。 フローティングカーデータ(プローブカーデータ)を用いて、インターネット上の地図サービス上に自動的に描出するシステムが実用化されている。 なお、「通れた道マップ」という名称は、2007年に発生した新潟県中越沖地震の際に特定非営利活動法人防災推進機構とホンダが使用したもので、2011年の東日本大震災後、トヨタ自動車などがこの名称を使用したことから一般的になった。 大規模災害発生後の通行可能ルートを、実際の自動車の通行実績データを元に多くの人が閲覧可能な状態で示すことにより、被災地での避難や救援のための移動を支援するための参考情報として利用可能である。 == 経緯 == * 2006年ころ 防災科学技術研究所が、2004年10月23日に発生した新潟中越地震発生後の道路交通実態をホンダ・インターナビ・プレミアムクラブで収集したデータを元に実証する試みを行った。〔今井武 地理空間情報技術利用促進協会 GITA-JAPAN 2007 the 18th Annual Conference 講演資料「本格的テレマティクスサービス 「インターナビ・プレムアムクラブ」の取り組み」 〕〔秦康範他 土木学会第62回年次学術講演会 「プローブカー情報を用いた災害時道路情報共有化に関する研究」 〕 * 2007年7月 防災推進機構とホンダが2007年7月16日に発生した平成19年新潟中越沖地震発生後の通行実績のあった道路を7月19日から24日にかけて試験的にインターネット上に前日1日分の通行実績を翌日に更新する方式でpdfファイル形式による提供を行った。〔防災推進機構 新潟中越沖地震 「通れた道マップ」 〕 * 2009年9月 ホンダはインクリメントP、ゼンリンデータコムと共同で地震発生時の道路情報を共有する「災害時移動支援情報共有システム」を構築したことを発表した〔2009年8月27日 ホンダ報道発表資料 地震発生時の道路情報を共有する「災害時移動支援情報共有システム」を共同で構築 〕。これはホンダインターナビおよびパイオニア・スマートループの走行情報を用いて、震度5弱以上の地震発生時に自動的に通行実績情報をインターネットの地図情報サービス インクリメントP「MapFan Web」、ゼンリンデータコム「いつもNAVI」に表示するもの。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通れた道マップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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