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通潤用水(つうじゅんようすい)は、熊本県上益城郡山都町にある用水路の一つ。南阿蘇の外輪山に端を発する笹原川と五老ヶ滝川から取水を行うもので、江戸時代に建設され、現在も主に農業用水として利用されている。この用水路に築かれた水道橋として、通潤橋(国の重要文化財指定)が知られている。 笹原川からの取水は「上井手(うわいで、かみいで)」、五老ヶ滝川から取水するものは「下井手(したいで)」と呼び、この二本の幹線水路のほかに無数の「分水(ぶんすい)」と呼ぶ支線水路が張り巡らされている。通潤橋は上井手に架かっている。 昔は、生活用水としての機能もあったが、水道の普及により、(水道水としては)使われなくなった。 2014年(平成26年)、その歴史的背景が評価されによるかんがい施設遺産に登録された。 ==特徴== * 二本の幹線水路(リスクヘッジと水のリサイクルを兼ねる) * 起伏のある山間部を縫って通した用水のため、「貫(ぬき)」「導水坑」等とも呼ばれるトンネル部分が多い 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通潤用水」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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