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通称(つうしょう)は、正式な名称ではないが、特定の人や物、事象に対する呼び名として世間一般において通用している語のことである。俗称(ぞくしょう)ともいう。 == 人名 == 人名としての通称は通り名、二つ名、異名、字(あざな、本来の意味の字とは別物である事に注意)などと呼ばれる事もある。 今日まで続いている通称としては、小説家や漫画家の「ペンネーム」、芸能人や歌手、俳優などの「芸名」、力士の「四股名」、プロボクサーをはじめとする格闘家のリングネーム、プロ野球選手の登録名、落語家の「高座名」、いわゆる「源氏名」、博徒の渡世名、テキヤの稼業名〔『ヤクザ大全』著・山平重樹(幻冬舎アウトロー文庫)より。ISBN 4-87728-826-0〕などがある。 日本では改名には家庭裁判所の許可が必要なため、本名とは別の名を用いたい者が通称を使う場合がある。例えば婚姻や養子縁組によって戸籍上の姓が変わった者が、それまでの顧客との関係を保つために職業上では旧姓を名乗り続けるようなケースである。 また戸籍上の姓名に旧字体が使われている場合、手書きで書く際に簡略化して新字体に置換えた表記を日常的に使用している人は多い(廣澤→広沢、渡邊→渡辺、櫻井→桜井、寶田→宝田、齋藤・齊藤→斉藤、兒玉→児玉、山縣→山県、猪瀨→猪瀬など)。役所のコンピューターシステムは旧字を処理出来ない仕様なので、データ電子化の際に職権変更されてしまうこともある。 日本に在住する外国人には、自治体への登録を条件に、自国語における名と異なる日本名(通名)を公的書類や契約に有効に使用することが法令で認められている。 日本の政治家の中に本名とは違う名前(婚姻前の苗字、若しくは芸名やペンネーム)で議員活動をする事がある。たとえば、高市早苗の本名は「山本早苗」、蓮舫の本名は「村田蓮舫」、扇千景の本名は「林寛子」、不破哲三の本名は「上田建二郎」、といった事例が挙げられる。また、公職選挙法施行令第88条第8項では、男性・女性を問わず通称を「本名に代えて本名以外の呼称で本名に代わるものとして広く通用しているもの」としている。例えば、森田健作(千葉県知事)の本名は「鈴木栄治」であるが、立候補時には通常通用している「森田健作」で、選挙長の認定を受けた上で立候補した。しかしながら、千葉県条例など法令の署名などは本名である「鈴木栄治」を使用している。 近世までは、本名(実名)は「諱(忌み名)」と呼ばれ、公言は避ける習慣があった。そのため、人を呼ぶ時は「仮名」「字」などの通称、官職名を用いるのが一般的だった。今日でも「総理」「大臣」「社長」「専務」などと呼びかけに使うのがこれにあたる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「通称」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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