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progressive multifocal =========================== ・ 進行 : [しんこう] 1. (n,vs) advance ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse ・ 多 : [た] 1. (n,pref) multi- ・ 巣 : [す] 【名詞】 1. nest 2. rookery 3. breeding place 4. beehive 5. cobweb 6. den 7. haunt ・ 白 : [しろ] 【名詞】 1. white ・ 質 : [しつ, たち] 【名詞】 1. quality 2. nature (of person) ・ 脳 : [のう] brain, cesebral, encephalon, memory ・ 脳症 : [のうしょう] (n) brain fever ・ 症 : [しょう] 1. (adj-na,n-suf) illness
進行性多巣性白質脳症(しんこうせいたそうせいはくしつのうしょう,progressive multifocal leukoencephalopathy; PML)とは、免疫不全患者等においてJCウイルスによって発症する脱髄性疾患である。特定疾患に指定されている。 == 病因 == ポリオーマウイルス科ポリオーマウイルス属に分類されるJCウイルスが原因となる。JCウイルスは成人の約70%に不顕性感染しており、普段は何の症状も起こさないが、AIDSや臓器移植等において免疫不全となることで発症する。JCウイルスは脳のオリゴデンドロサイトにおいて増殖し、細胞溶解を経て脱髄を引き起こす。ベースに細胞性免疫の抑制があるため炎症が認められず脳症となると考えられている。かつては極めて稀な疾患であったがHIV感染の増加とともに頻度が上昇している。実にAIDSの患者の5%にPMLが発症するという報告も存在する。JCウイルスが小児期に不顕性感染を起こしており、それが活性化して発症するという意味では麻疹後の亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と同様に遅発性ウイルス疾患である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「進行性多巣性白質脳症」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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