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遅延書き込み(Lazy Write Back)とは、キャッシュのアルゴリズムの一つで、頻繁に更新される内容をいったん高速なメモリ上で処理し、最終的に書き込み完了と判断された時点で、低速な媒体に書き込む事である。 ==メモリキャッシュの遅延書き込み== キャッシュメモリはCPUのレジスタ速度よりは若干遅いものの、DRAMに比べると遥かに高速である。その為、頻繁に発生するメモリ書き込みをキャッシュ上で保持し、DRAMへの書き込みを行わない様にすると、書き込みに要するレイテンシが短縮され、CPUの処理能力は向上する。キャッシュメモリはCPUに直結された信頼できるメモリ領域であり、キャッシュラインの交代ないしは、命令によってDRAMへの出力を強制した時にキャッシュメモリからDRAMへの転記が行われる。この際、キャッシュライン全体にメモリアクセスを揃え、キャッシュラインの全体に揃わないメモリアクセスを一括する事により、DRAMのアクセスタイム全体に対するメモリアクセスの密度を高める事でさらにシステム全体の性能を向上させる事ができる。この実装は、intelのCPUでは、P6マイクロアーキテクチャで採用され、その後の全てのCPUはこの機能を備えている。AMDもK6プロセッサ上で実現しており、DRAMのアクセスタイムにおけるレイテンシはキャッシュによって隠蔽される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遅延書き込み」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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