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tardive dyskinesia =========================== ・ 遅発 : [ちはつ] (n,vs) starting late or behind schedule ・ 発 : [はつ] 1. (n,suf) (1) departure 2. (2) beginning 3. (3) issued by (e.g., document) 4. (4) counter for gunshots
遅発性ジスキネジア(ちはつせいジスキネジア、Tardive dyskinesia)は、ジスキネジアの治療困難な形態であり、無意識的で反復的な体の動きのある障害である。 ジスキネジアのこの形態では、不随意な動作が「遅発性(tardive)」であり、ゆっくりあるいは遅れて発症するということを意味する。 この神経学的異常は 抗精神病薬〔、リスペリドンなど〕の長期間あるいは高用量使用の後に、また小児や幼少における胃腸障害に対する薬剤の使用による副作用としてしばしば出現する〔、メトクロプラミド〕。 ==特徴== 遅発性ジスキネジアは、反復的な、不随意の、目的のない動作に特徴づけられる。不随意運動のこれらの種類の例をいくつか挙げる。 *顔を歪める *舌を突き出す *舌鼓を打つ *唇をすぼませたり *眼の瞬きが早い 手足、指、胴体の早く不随意な運動も生じる可能性がある〔National Institutes of Health, National Institute of Neurological Disorders and Stroke. (2011). Ninds tardive dyskinesia information page. Retrieved from website: http://www.ninds.nih.gov/disorders/tardive/tardive.htm〕。いくつかの症例では、脚部に歩行が困難または不可能になるほどの影響がある〔Nasrallah, H. (2003, Sept). Tardive dyskinesia. Retrieved from http://www.nami.org/Content/ContentGroups/Helpline1/Tardive_Dyskinesia.htm〕。これらの症状は、パーキンソン病と診断された患者の正反対である。パーキンソン病の患者は動くことが困難であり、遅発性ジスキネジアの患者は動かさないことが困難である。〔Duke University Health System. (2010, May 17). Additional movement disorders. Retrieved from http://www.dukehealth.org/services/neurological_disorders/care_guides/additional_movement_disorders/〕 音を鳴らしたり呼吸が困難といった呼吸不整は、遅発性ジスキネジアに付随する別の症状であるが、研究はその有病率が比較的低いことを示している。 遅発性ジスキネジアはしばしばではなく、精神疾患として誤診され、その結果として患者は神経弛緩薬(抗精神病薬)を処方され、重篤で無効な症例に発展する可能性を増し、生存期間も短くなる可能性がある。 他の近縁関係にある神経疾患は遅発性ジスキネジアの変異として認識されている。遅発性ジストニアは、一般的なジストニアに近似しているが永続的である。遅発性アカシジアは、精神的な緊張や不安、強迫的に身体を動かしたいということによる辛い気分を伴う。極端な事例では、罹患した患者はじっとしている能力を損ない多くの苦悩を感じる。遅発性は、トゥレット障害と同じ症状を特徴とするチック症である。この二つの障害は事実上緊密で、しばしば各々の発症の詳細によってのみ区別される。遅発性ミオクローヌスは、まれな障害であり、顔や首、胴、手足の筋肉の短いけいれんとして発現する。〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遅発性ジスキネジア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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