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遊パチ : ウィキペディア日本語版
遊パチ[ゆうぱち]
遊パチ(ゆうパチ)とは、『手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ運営委員会』によって定められた、大衆娯楽向けのスペック設定であるパチンコパチスロパロット機種の愛称。全日本遊技事業協同組合連合会の登録商標である。
==愛称制定の背景==
2004年のパチンコ機内規改正で大当たり確率の下限が360分の1から500分の1に緩和され、確変割合の制限が撤廃されたことにより、パチンコメーカー各社はこぞって低確率・高継続の機種を発売した結果、大当たりするまでに多額の資金が必要となる、射幸性の高い機種が氾濫することになった。これを重く見た警察庁の意向を踏まえ、2006年に大当たり確率の下限を400分の1に引き上げる内規改定を行うと同時に、射幸性を抑えた機種の開発・普及を促進する動きが高まった。
まず2005年12月に一般ユーザー向けイベント「遊べるパチンコ OPENFORUM 2005」が開催され〔遊べるパチンコ目指し、業界団体がイベント - @グリーンべると・2005年12月22日〕、現在の遊パチに相当する機種が展示・試遊された。2006年5月には羽根モノ・普通機を中心とする「遊べるパチンコ機リスト」が業界団体により公表された。そして、2006年10月にパチンコ・パチスロ業界団体が共同して2度目となる一般ユーザー向けイベント「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会」を開催した〔遊べる展示会に一般客は2日間で6274人 - @グリーンべると・2006年10月27日〕。これに合わせて、手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロの愛称を募集するキャンペーンを行い、約1万4千通の応募の中から選ばれたのが「遊パチ」である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「遊パチ」の詳細全文を読む




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