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遊戯銃の事件(ゆうぎじゅうのじけん)とは、遊戯銃に起因して発生した事件である。 遊戯銃はその容姿、特性から犯罪への関与を疑われやすい。この事から遊戯銃業界(メーカー、販売店)は常に安全な製品を送り出すように注意を払っている。 ここでは遊戯銃に関連した事件の一例を示す。ただし事件とは通称であり、必ずしも法律上の事件として立件または決定されたものばかりではない。 ==コンドルデリンジャー事件== 1963年5月、警視庁は市場で流通する玩具銃について合計11種類〔輸入品はイタリア製はコブラとディティクティブ、アメリカ製はディジーキッド、イギリス製はクローバーリーフ、輸入改良品はcmc製のマテル改、国産品は小茂田商店のS&Wリボルバーとコンドル工業のデリンジャーなど。〕の玩具銃を銃砲と鑑定し、製造販売中止と回収および廃棄処分を命じた。 このうち、東京の玩具メーカーであるコンドル工業が製造販売した金属玩具拳銃コンドルデリンジャーが銃刀法にいう銃砲に該当するとして武器等製造法違反、銃刀法違反で警視庁の摘発を受け、起訴された。コンドル工業は警視庁の命令に従い、製造販売の中止と回収廃棄処分を行っていた。警視庁の鑑定では多量のキャップ火薬を詰め込み、撃発したところ本体が破裂分解したものの、破裂時の破片が的として設置した本体より50ミリ先の12ミリ厚の杉板を3ミリへこませたということであった。 新宿簡易裁判所はコンドルデリンジャーの違法性を認め、有罪判決を下したがコンドル工業は判決を不服として異議申し立てを行った。 1965年12月7日、東京地裁による判決ではコンドルデリンジャーはその威力、性能、構造からして、社会通念上、人畜を殺傷する威力を具有するとは認められないという理由で、無罪となった。 その後、1976年にメーカーは国家賠償訴訟を行ったが事件の影響で業績が大幅に落ち、廃業をやむなくされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遊戯銃の事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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