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『運命の翼』(原題:Sad Wings of Destiny)は、ジューダス・プリーストが1976年に発表した2作目のアルバム。 == 解説 == 前作『ロッカ・ローラ』(1974年)と同じく、マイナー・レーベルのガル・レコードから発表された。本作もチャート・インは果たせなかったが、後のライヴで頻繁に演奏される楽曲も含んでいる。8分近くに及ぶ大作「生け贄」、組曲構成の「夢想家 I」「裏切り者の歌 (夢想家 II)」、キーボードを中心としたインストゥルメンタル「プレリュード」等、プログレッシブ・ロックの要素を取り入れた曲も多い。一部楽曲は、デビュー前にジューダス・プリーストを脱退したアル・アトキンスが作詞・作曲に関わっており、「生け贄」はアルのソロ・アルバム『Victim of Changes』(1998年)でセルフカヴァーされた〔allmusic (((Victim of Changes > Overview))) 〕。 1996年から2003年にかけてジューダス・プリーストでリード・ボーカルを担当したティム・"リッパー"・オーウェンズは、バンド加入のためのオーディションで「生け贄」を歌い〔日本盤CD(VICP-61651)ライナーノーツ(伊藤政則、2002年1月)〕、ステージ・ネームの「リッパー」は「切り裂きジャック(原題:The Ripper)」にちなんでいる。 ガル・レコードからの初回盤に付いていたインナー・スリーヴでは、AB面が逆に記載され「プレリュード」が1曲目となっていたが、レコード盤のA面1曲目は「生け贄」だったというミスがあった〔Judas Priest -Sad Wings Of Destiny (LP, Album, P/Mixed) at Discogs- 〕。再発盤からは、「生け贄」を1曲目とした曲順で定着している。 本作の制作に参加したレコーディング・エンジニアのクリス・タンガリーディスは、ジューダス・プリーストの1990年のアルバム『ペインキラー』にプロデューサーとして参加することとなる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「運命の翼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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