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系統番号(けいとうばんごう)は、バスの路線の案内上の区別のために附番されている番号である。事業者によっては行先番号・路線番号とも称する。 英文字など数字を使用しないケースも存在するが、本項ではそれらのケースについても記述する。 == 概説 == バスの運行においては、物理的ないし法的にバス車両が通行可能である限り、起点・経由地・終点を柔軟に設定することが可能で、そのため多数の経路パターンを設定することが可能である(鉄道には、線路上のみしか走行できないという制約があるため、経路の設定が限定されているのと対照的である)。こうしたバスの経路のパターンは、運行系統と呼ばれる。似た経路の運行系統を束ねたものを路線と言う。系統番号は、こうした運行系統ごとに番号を付することにより、利用者等に対する案内を簡明にするとともに、バス事業者における運行管理の容易化をも図るために設定されたものである。 仮に、運行系統(路線数)が多数あるにもかかわらず系統番号を付さないとすると、各々の運行系統を識別できるようにするために、バス車両の前面・側面などの方向幕にて、詳細に経由地を記載せねばならなくなる。こうした方法では、方向幕に多くの情報を記載せざるをえず、その文字数の多さから視認性に問題を生じたり、情報過多を招くことになる。 逆に、路線数が少なかったり、比較的分かりやすい路線網であれば、案内上でも行き先や経由地などで十分対応可能なため、系統番号を使用しないことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「系統番号 (バス)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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