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大日如来(だいにちにょらい)、梵名 マハー・ヴァイローチャナ(महावैरोचन )は、虚空にあまねく存在するという真言密教の教主〔『望月 佛教大辞典 4 増訂版』(世界聖典刊行協会)、3343-3344頁。〕。「万物の慈母」〔『明鏡国語辞典』(大修館書店)、「大日如来」。〕、「万物を総該した無限宇宙の全一」〔林達夫他 『世界大百科事典 19』 平凡社 、1972年、163頁。〕とされる汎神論的な仏〔『密教曼荼羅』(新紀元社)。〕。声字実相を突き詰めると、全ての宇宙は大日如来たる阿字に集約され、阿字の一字から全てが流出しているという〔奈良康明 『仏教名言辞典』 東京書籍、1989年、568頁。〕。神仏習合の解釈では天照大神(大日孁貴)と同一視もされる。 == 概要 == 「無相の法身と無二無別なり(姿・形の無い永遠不滅の真理そのものと不可分である)」〔という如来の一尊。摩訶毘盧遮那如来(まかびるしゃなにょらい)、大光明遍照(だいこうみょうへんじょう)とも呼ばれる〔。なお、宇宙とはあらゆる存在物を包容する無限の空間と時間の広がり、および宇宙空間を指す(詳細は「宇宙」を参照)。大日如来は、無限宇宙に周遍する点では超越者だが、万物と共に在る点では内在者である〔。全一者であり、万物を生成化育することで自己を現成し、如来の広大無辺な慈悲は万物の上に光被〔光や君徳などが広く行きわたること。〕してやまないとされる〔。三世(過去・現在・未来、前世・現世・来世)にわたって常に説法しているとも説かれる〔Encyclopædia Britannica, Inc. 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目電子辞書版』 ブリタニカ・ジャパン株式会社、2009年、「大日如来」。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大日如来」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vairocana 」があります。 スポンサード リンク
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