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【名詞】 1. supersaturated vapor 2. supersaturated vapour =========================== ・ 過飽和 : [かほうわ] oversaturation, supersaturation ・ 過飽和蒸気 : [かほうわじょうき] 【名詞】 1. supersaturated vapor 2. supersaturated vapour ・ 飽和 : [ほうわ] 1. (n,vs) saturation ・ 飽和蒸気 : [ほうわじょうき] 【名詞】 1. saturation vapor 2. saturation vapour ・ 和 : [わ] 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace ・ 蒸気 : [じょうき] 【名詞】 1. steam 2. vapour 3. vapor ・ 気 : [げ, き] 1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
過飽和蒸気(かほうわじょうき)とは、露点温度以下に冷却されても、凝縮(液化)のための核となる塵などがないため、滴を生じないでいる不安定な状態の蒸気。急激な冷却などで生じ、何らかの刺激があれば急速に凝縮する〔大辞林-第二版「過飽和蒸気」 。〕〔デジタル大辞泉「過飽和蒸気」。 〕。 == 概要 == 準安定な蒸気であり、その温度における飽和蒸気量より高い蒸気圧を持つ。かく乱したり凝縮核を投入したりすると、急に滴を生じて飽和蒸気となる。飛行機が、過飽和に水蒸気を含む高空を飛ぶと、かく乱によって飛行機雲を生じるのはこの一例。 原子核物理学で使われる粒子検出器である霧箱は、過飽和蒸気から生成された霧滴の列によって、粒子の飛跡を観測する。荷電粒子が過飽和である蒸気中を通るとき、その通路に陰イオンと陽イオンを生成する。それら陰イオンと陽イオンを核として霧滴の列が形成される〔『ブリタニカ国際大百科事典-小項目版』、2009年。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「過飽和蒸気」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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