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道興[どうこう] 道興(どうこう、永享2年(1430年) - 大永7年7月7日(1527年8月3日)〔『華頂要略』第百四十三 諸門跡伝四、『読史備要』〕〔『実隆公記』では文亀元年(1501年)9月24日死去とする。〕)は、室町時代の僧侶で聖護院門跡。 == 略歴 == 関白近衛房嗣(在職 1445年 - 1447年)の子。兄弟に近衛教基、近衛政家。1465年(寛正6年)に准三宮宣下を受ける。 幼少の頃から出家し、聖護院門跡となる。その後、園城寺の長吏、熊野三山、新熊野社の検校も兼ねた後に大僧正に任じられ、准后となった後は「道興准后」と称されるようになった。〔〕 1486年(文明18年)から翌1487年(文明19年)には聖護院末寺の掌握を目的に東国を廻国。1486年6月に京都を発つと、若狭国から越前国、加賀国、能登国、越中国、越後国の北国を経て、下総国、上総国、安房国、相模国の関東を廻り、翌1487年5月には武蔵国から甲斐国を廻り、奥州まで至っている。道興は後に東国廻国を紀行文『廻国雑記』として著している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「道興」の詳細全文を読む
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