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『遙か群衆を離れて』(はるかぐんしゅうをはなれて、''Far from the Madding Crowd'')〔タイトルはトマス・グレイの「エレジー」(田舎の墓地によめる挽歌」から。“Far from the madding crowd's ignorant strife,/ Their sober wishes never learn'd to stray:--Elegy in a Country Churchyard”〕は、1967年に公開されたイギリスの映画。トマス・ハーディーの小説を原作としてジョン・シュレシンジャーが監督となりメトロ・ゴールドウィン・メイヤーで制作された。 アカデミー作曲賞にノミネートされている。 == プロット == 19世紀、ヴィクトリア朝時代のイングランド西部の田舎に住む農家の娘バスシェバ・エヴァーデン(ジュリー・クリスティ)は容姿に優れ、頭の良い、独立心に富んだ女だった。彼女は近所の羊飼いガブリエル・オーク(アラン・ベイツ)から求婚されるが、物足りないと断ってしまう。叔父から大きな農場を相続したバスシェバは慣習に反して自ら農場を経営しようと試みる。牧羊犬の事故により全財産である羊をすべてうしなったガブリエルは偶然バスシェバの農場に雇われることになった。ガブリエルの助けで経営が軌道にのったバスシェバは、暇つぶしの悪戯に近隣の裕福な地主ウィリアム・ボールドウッド(ピーター・フィンチ)に恋を仄めかすヴァレンタインカードを送る。これを本気に受け取ったボールドウッドはバスシェバに夢中になり結婚を申し込むが、困惑するバスシェバは返事をはぐらかす。そのころ町に駐屯していた騎兵部隊の士官フランク・トロイ(テレンス・スタンプ)は遊び好きで派手な男だったが、妊娠させた娘と結婚式を挙げようとした教会に娘が道に迷って現れなかったため侮辱されたと感じて婚約者を打ち捨てる。バスシェバはトロイに夢中になり、結婚する。トロイは農場の金を闘鶏に使い込んで夫婦の仲はうまくいかない。自分が捨てた婚約者が出産時に死亡したと知ったトロイは後悔に苛まれてバスシェバの元を去り海に身を投じる。バスシェバへの愛を捨て切れないボールドウッドは結婚を申し込み、バスシェバは逡巡のすえにトロイが法的に死んだと宣告されるまで待って欲しいと返事をする。2人の婚約発表パーティーにおいて、トロイが突然現れ、激怒したボールドウッドはトロイを射殺する。ボールドウッドが牢獄に送られ、トロイを埋葬したバスシェバに対してガブリエルはアメリカに渡り人生をやり直すつもりだと告げる。これまでガブリエルが与えてくれていた無償の献身をようやく自覚したバスシェバは、ガブリエルに農場に残り夫となって欲しいと懇願する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遥か群衆を離れて (1967年の映画)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Far from the Madding Crowd (1967 film) 」があります。 スポンサード リンク
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