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遠征打撃群(Expeditionary Strike Group, ESG)は、アメリカ海軍の戦闘部隊の1つ。通常、揚陸艦3隻と水上戦闘艦3隻、潜水艦1隻、および揚陸艦上の海兵隊遠征隊により編制される。 通常、遠征打撃群は少将(1つ星)によって指揮され〔遠征打撃群の司令官は、中核を担うのが海軍部隊であるため、多くの場合海軍少将(1つ星)(Rear Admiral (lower half)、RDML)が就任することが多いが、海兵隊准将(Brigadier General)も司令官に就任することがある。2003年に新設された第3遠征打撃群(ESG-3、ベロー・ウッド遠征打撃群)の司令官に就任したジョゼフ・V・メディナ准将は、海兵隊の将官として初めて遠征打撃群の司令官に就任したことで知られる。なお、現在の遠征打撃群の司令官は全員が海軍少将である。〕、アメリカ海兵隊の要員を含めると総員は5,500人以上になる。 == 概要 == 遠征打撃群(ESG)は、地上戦対応の海兵隊と、海空戦対応の海軍部隊を統合することで多任務対応能力を獲得するという、新しいアプローチによる任務群レベルの軍事システムである。 1隻の強襲揚陸艦を中核に、ドック型揚陸艦および輸送揚陸艦、そして4隻の護衛艦(ミサイル巡洋艦を中核として水上戦闘艦3隻、潜水艦1隻)から構成されており、揚陸艦は海兵隊遠征隊 (MEU; 約2,200名)および十数機の攻撃機(回転翼機、V/STOL機)、護衛艦は合計で300発以上に及ぶ各種ミサイル(艦対空ミサイル、対地/対艦巡航ミサイル、対潜ミサイル、弾道弾迎撃ミサイル)とLAMPSヘリコプターを搭載し、その火力の及ぶ限りの空間を制圧・支配できる。 また、強襲揚陸艦の艦上に設置された打撃群司令部指揮所(TFCC)には、ワシントンD.C.の国家軍事指揮センター (NMCC)および直属の統合軍司令部 (UCC) との直通回線や、各種偵察・観測衛星からの通報回線が設置されると共に、指揮下の全部隊についての情報が集中的に総合されており、指揮統制・情報活動の要となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「遠征打撃群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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