|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 良 : [りょう] 【名詞】 1. good ・ 志 : [こころざし] 【名詞】 1. will 2. intention 3. motive ・ 別 : [べつ] 1. (adj-na,n,n-suf) distinction 2. difference 3. different 4. another 5. particular 6. separate 7. extra 8. exception ・ 君 : [くん, きみ] 1. (n,suf) Mr (junior) 2. master 3. boy
邑良志別君 宇蘇弥奈(おらしべのきみ うそみな、生没年不詳)は、奈良時代の東北蝦夷(陸奥国の蝦夷)。第三等(朝廷が蝦夷に与えた爵位第三位)。後世では東北地方の各神社で祀られており、蝦夷の人物神とされ、「オラシ」の名称に関してもアイヌ人の信仰と関連するものとされる(後述)。 == 記録 == 『続日本紀』霊亀元年(715年)10月29日条に記述が見られ、陸奥の蝦夷である邑良志別君宇蘇弥奈たちの訴え出として、「自分達は北方の狄(えぞ)の侵入に苦しみ悩まされ、親戚も殺されたため、香河村(現胆沢町と水沢市の一部)に新しい役所を置き、そこに村を作りたい」と、異民族被害のために新しい土地へ集団移住することを願い出ており、また、「編戸(へんこ)の民(=戸籍に登録された民)に入れて、永く安心していられるようにしてほしい」と発言したと記されており、朝廷の加護を得るために律令制下に入ることを要望している。 約100年後に、この付近に坂上田村麻呂が城を築くが、前述の記録のように、この辺りは古くから蝦夷同士の争いが絶えず、そのため、律令制=戸籍に登録される=朝廷の加護を得られるといった考えに至ったものとみられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「邑良志別君宇蘇弥奈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|