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那智原始林(なちげんしりん)は、和歌山県那智勝浦町の那智山中にあり、那智滝の東に広がる原始林。熊野那智大社の社有林で、1928年(昭和3年)3月3日、国の天然記念物に指定された。面積は約33.5ha。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の一部〔、pp.39,75〕。 == 概要 == イスノキ、シイ、ウラジロガシなど、暖地性の広葉樹を中心に温帯性広葉樹や針葉樹もあり、本州屈指の混交林となっている。群生する植物は155種、または300種以上ともいわれ、ナゴラン、キイセンニンソウなど12種の希少な植物もある。シダ植物やつる植物など、林床植物の多いことでも古くから知られてきた。近年も新たな植物が発見され、直径5m近いホルトノキの大木などもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「那智原始林」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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