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那須川 天心(なすかわ てんしん、1998年8月18日 - )は、日本のキックボクサー。千葉県出身。TEAM TEPPEN/TARGET所属。現ISKAオリエンタル世界バンタム級王者。現RISEバンタム級王者。 入場曲は矢沢永吉の『止まらないHa-Ha』。 極真空手ジュニア世界王者に輝いた強烈かつ華麗な蹴り技、圧倒的なスピードと抜群のカウンターのセンスを活かしてプロボクシング世界王者ともスパーリングで渡り合うパンチのテクニック、アマチュアでの豊富な試合経験を活かしたベテラン選手顔負けの試合運びと圧倒的な攻撃力と卓越したディフェンステクニックを兼ね備えた攻防兼備のファイトスタイル、好きな格闘技漫画のキャラクターの技や一度も練習したことがない技を試合でいきなり使って一撃でKO勝ちしてしまう天才的なセンス、ベテランの所属ジム会長が『努力の天才』と認めるほど豊富な練習で、プロデビュー前から『ジュニアのパウンド・フォー・パウンド』と称され、プロ転向後も破竹の史上最年少の16歳でRISEとBLADEの王座を獲得し、プロ戦績は10戦全勝9KOで、KO勝ちを逃した試合は試合10日前に右足靭帯が2本切れる重傷を負いながらも強行出場したプロ3戦目のみ〔Fight & Life Vol.48〕。『神童』『天才』『スーパー高校生』『ライトニング・レフト(稲妻の左)』の異名を持つ。 == 人物・エピソード == 5歳から極真空手を習い始め、小柄な身体ながら無差別級でトーナメントを戦い続け、ジュニア世界大会で優勝。テレビでK-1を見たのをきっかけにキックボクシングに転向すると、プロになった現在まで破竹の快進撃を続けている。 極真空手、アマチュアボクシング、キックボクシングでの数百戦を超える豊富な試合経験と日頃から全ての技でKOできるように練習しているため、「得意技は全部」と答えているが、「強いて言うなら左ストレートには拘りがある」と語っている。 プロ2戦目では対戦相手に三日月蹴りを蹴られると、「やり返してやろう」とそれまで一度も練習したことがなかった三日月蹴りを蹴ってダウンを奪ってKO勝ち。RISE王座を獲得したプロ6戦目では1ラウンドには自身の好きなボクシング漫画『はじめの一歩』の登場人物である板垣学の動きを真似た足捌きを披露し、さらに会場に町田光が来場していたのを見かけたため、その場の閃きで町田の必殺技である居合いパンチの構えまで披露〔Fight & Life Vol.49〕するなどその場の閃きを実行できる天才的センスを持つ。 現在は俳優として活躍する宮城大樹(リングネーム: Dyki)はTARGETの先輩であり、DykiがRISEバンタム級王座を獲得した際に控え室でチャンピオンベルトを見て、自分も王座を取ると決意し、その2年後に同王座を獲得した。Dykiは「天心は15歳でプロデビューした時点で既に僕よりパワーもスピードも上だった」と語る〔ゴング格闘技 No. 278〕。 K-1 WORLD GP -55kg世界王者・武尊との対戦を熱望している。しかし、天心が主戦場とするRISE、BLADEと武尊が主戦場とするK-1、Krushは敵対・絶縁状態であり、両団体間の選手の対戦を希望する発言自体がタブー視されていたが、それに臆することなく純粋に最強を求めて武尊への対戦希望を表明し、武尊がRISE・BLADEでの試合を拒否してK-1だけでしか戦わないと明言すると、「武尊戦を含めて試合1週間前にオファーが来ても僕はいつでもやりますよ。武尊選手のホームであるK-1に乗り込んで僕のRISE王座とBLADE王座を懸けてもいいし、勝者ファイトマネー総取りでもいいですよ。武尊選手は超攻撃型で強い王者だと思うけど僕が得意な相手。武尊選手の穴は見えてるし、全く攻撃をくらわずに勝てる。僕がKOできずに判定までいったら僕の負けでもいいと思ってます。それぐらい自信があります」と語っている〔Fight & Life Vol.50〕。 以前は身体が硬かったが、ストレッチ・柔軟体操を練習前と練習後、就寝前にそれぞれ30分~1時間かけて行い、フィジカル・トレーニングも重視するようになったことで、腕立て伏せから飛び跳ねて、胸と背中で交互に両手をタッチしたり、腕立て伏せから飛び跳ねて身体を回転させるなどのアクロバティックな動きもできるようになった〔https://www.youtube.com/watch?v=KGYGN6D-YJU |medium=|publisher=〕〔那須川天心、-55kg優勝に向け自信。フィジカルトレーニングを公開:8.1 大田 バウトレビュー 2015年7月17日〕。主戦場とするRISE、BLADEを含めて首相撲を規制または禁止するキックボクシング団体も増えているなか、天心は体幹を鍛える目的もあって首相撲の練習を率先してやっている〔【編集部コラム】那須川天心の強さを作った意外なトレーニングとは? e-Fight 2015年6月1日〕。 総合格闘技とキックボクシングの世界的な名門アメリカン・キックボクシング・アカデミーのタイ支部オーナーである元UFCファイターのマイク・スウィックが、業務提携している新宿レフティージムの浜川憲一代表に「日本に良い選手がいたら紹介してほしい」と電話したところ、天心は新宿レフティージム所属ではないものの、テニスの錦織圭やゴルフの宮里藍のように世界で活躍してほしいという思いから推薦され、2015年9月のUFC日本大会に合わせて来日したスウィックの前で練習を行い、当時の天心はフィジカル練習中に腰を痛めて蹴れない状態だったが、スウィックから「ステップのスピードがボクシングの王者クラス。コンビネーションも良い。あと2年で無敵になる。アメリカのペイ・パー・ビュー放映権料は桁違いに大きいので、彼なら1試合で5~12億円を稼げる選手になる」と絶大な評価を受け、翌月にはスウィック率いるタイのAKAタイランドで直接指導を受けるなど世界進出に向けたプロジェクトが進んでいる〔Fight & Life Vol. 51〕。 アマチュア時代に対戦した同世代の選手達に対してはこれからの格闘技界を担っていく仲間意識が強く、現在も互いを応援し合っており、「いつかテレビで競演できたらいい」としている。アマチュア時代の一時期に同門だった平本蓮はプロ転向後にK-1ジム総本部チームペガサス所属でK-1・Krushを主戦場としているため、対立しているジム・団体同士の所属となってしまったが現在でも天心は平本のセコンドに就いている。極真空手時代のライバルである南原健太とは天心が史上最年少でRISE王座を獲得し、南原が史上最年少での極真世界大会出場を懸けた全日本ウェイト制空手道選手権2015の前に、お互いにエールを送り合った。極真時代は天心が体重30kgに対して南原が60kgと倍以上の体重差があったため、「正面で打ち合っても勝てないのでスピードと返しのテクニックを学んだ。今のスタイルがあるのは健太のお陰」と語っている〔【極真会館】那須川天心が空手時代のライバル南原にエール e-Fight 2015年6月2日〕。WPMFムエタイ女子世界ピン級王者・伊藤紗弥とはゴング格闘技 No.282にて対談しており、紗弥は「天心のことは今でもライバル。天心より先に世界王座を取ると意識して競い合ってきた」と語っている。 他競技では「サッカーの本田圭佑選手のゴーイング・マイ・ウェイで自分の信念を持って先のことを考えて生きてることに惹かれているので話をしてみたい」としながらも「本田選手のようになりたいとは思わない。本田選手より凄い選手になると決めている」とし、「やがてムエタイにも挑戦したい。最強を目指して格闘技界を引っ張っていける選手を目指します」と宣言している。 2011年に自身が通う中学校の近くにあった小さなボクシングジムにて現在もボクシングトレーナーを務める岡本トレーナーと練習を始め、その後に父親・那須川弘幸と知り合いも加わって徐々に大所帯になったため、週1で千葉県松戸市の小金原体育館を借りて練習を行うTEAM TEPPENを結成。キック転向後に所属していたジムが閉鎖してしまったため、中学2~3年時は週に1~2回の出稽古をする以外はTEAM TEPPENと自宅で天心のトレーナーも務める父親とマンツーマンで練習していた。所属ジムが無い頃に出稽古で世話になった伊藤隆主宰のTARGETに中学校卒業と同時に所属し、同じく伊藤が代表を務めるキックボクシング団体RISEを主戦場とする。現在も毎週土曜日はTEAM TEPPENで練習を行い、小学生や女性への指導もした後にTARGETの練習に参加している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「那須川天心」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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