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那須資房[なす すけふさ] 那須 資房(なす すけふさ、生年不詳 - 天文21年11月15日(1552年11月30日))は、戦国時代の武将。下野の戦国大名。那須氏の当主。父は那須資実、母は那須明資の娘。子に那須政資。 下那須氏の当主であったが、永正11年(1514年)、上那須氏の那須資親の死後、実子の那須資久と養子の那須資永の間で家督争いが生じる。資房は資久を支持して資永を討つが、内紛の最中に資久が捕斬されて上那須氏が断絶したため、子の政資を上那須氏の当主に据え、那須氏を事実上統一して実権を握った。 これに対して資永の実兄である結城顕頼を中心に岩城常隆、宇都宮氏など近隣の諸勢力が攻め寄せて抗争となるが、佐竹氏の仲介で岩城常隆の娘を子の政資に娶わせ和睦を結び危機を脱している。のちに家督を政資に譲り隠居したが、子の政資や孫の高資よりも長生きし、もう一人の孫の那須資胤が当主になったのちに没した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「那須資房」の詳細全文を読む
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