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桓国(かんこく)は、『三国遺事』などに記載されている檀君神話を基に創作されたもので、近代の偽書である『桓檀古記』などの超古代史説に出てくる古代国家。実在の国ではない。 ==概要== 古代朝鮮最古の国は桓国〔『三国遺事』に登場する檀君の祖父にあたる天神の名「桓因」の因の字の国構えの中の「大」が「士」になっている写本が存在し、これは普通に考えると誤写または「因」の異体字とみられる。しかし、これは「国」の字であって「桓国」と読むべきであり、しいて「因」の字だというのは偉大なる朝鮮民族の栄光の歴史を抹殺しようとする日帝主義者の陰謀なのであり、正しくは「国」の字だったのである、というのが「桓国」説である。『三国遺事』の該当個所を「桓国」とすると桓雄の父の説明がなくなり正体不明な人物となる上、「帝釈なり」の注釈も意味不明になるなど、不審な文章になってしまう。〕であり光明の国を意味する〔「桓」は古代韓国語で光、明、白、大、人、天、日、など全部で22の意味をもち、宇宙の根源を表す言葉である。〕。桓国は卑離国、養雲国、寇莫汗国、一群国〔卑離から一群までの4カ国は『晋書裨離等十国伝』からの引用。〕、虞婁国(別名は畢那国)〔黒水靺鞨の一つ、虞婁部の名から創作したもの。〕、須密爾国〔須密爾はシュメールのことで、従って古代シュメール文明も韓国が発祥である。〕、勾茶川国、勾牟額国、売勾余国(別名は稷臼多国)〔勾茶川国から売勾余国までは『三国史記』高句麗本紀にでてくる「句茶国」のもじり。〕、斯納阿国、鮮稗国(別名は琢韋国または通古斯国)〔琢韋は室韋のもじり、室韋はモンゴルの先祖、通古斯はツングースの音訳。従って、モンゴル系とツングース系の諸民族はすべて朝鮮民族の分流である。〕、客賢汗国〔『晋書粛慎氏伝』に出てくる寇漫汗国のもじり。〕の計12ヶ国から構成され、天海(バイカル湖)を中心に、南北が5万里, 東西が2万里〔これだとユーラシア大陸をはみ出してしまい、90度横倒しにしてもほぼユーラシア大陸に重なってしまう。十分の一にして南北5千里, 東西2千里と解釈すると、おおよそ朝鮮半島全域に高句麗を併せた地域のようである。〕とする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桓国」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hwan-guk 」があります。 スポンサード リンク
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