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郡内地方(ぐんないちほう)は、山梨県都留郡一帯を指す地域呼称。御坂山地と大菩薩嶺を境とした県東部地域で、北都留郡・南都留郡にあたる。県西部地域を指す国中地方と対比され、山梨県の県域を形成する。気象庁による山梨県内の気象区分では、東部・富士五湖と呼ばれている。 関東地方との結び付きが国中地方と比較して強い。また関東地方のテレビ・ラジオの放送局の電波が直接受信できる。 == 概要 == 平坦な甲府盆地が広がる国中に対し、急峻な地形の山林が大半を占める。気候は、盆地特有の内陸性気候である国中に対し、郡内は全域で夏に雨が多く、冬は晴れの日が多い。気温は相模川・多摩川水系流域と富士山北麓で違うが、全般的に昼夜・夏冬の寒暖の差が激しい。富士山北麓は東京に比べて4~5℃、相模川・多摩川水系流域は、2~3℃低く、山中湖村の夜間は、特に冷え込む。 人口は総じて相模川(桂川)流域沿いなど山間の平坦部に集まっている。近世に確立した郡内織が現在でも重要な地場産業であり、近年は交通が整備され、冷涼な気候や京浜・中京圏から近いことを活かした観光に力を入れている。 中世には武田家とも婚姻を通じた家臣団となった小山田氏が領し、居館を中津森(都留市)に置く。「郡内」の呼称が用いられた初見は1535年(天文4年)の『快元僧都記』の記事。武田氏本領の「国中」と対比され、戦国期の史料に「郡内」の用語は頻出する。近世には谷村に藩庁が置かれ郡内領となる。国中に対して独自的な地域で、大小切や甲州枡の適用外であり、方言習俗も関東と通じる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「郡内地方」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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