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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 部首 : [ぶしゅ] 【名詞】 1. radical (of a kanji character) ・ 首 : [しゅ, くび] (n,n-suf) counter for songs and poems ・ 表 : [ひょう] 1. (n,n-suf) table (e.g., Tab 1) 2. chart 3. list
部首(ぶしゅ、英:radical)とは、漢字を分類する際に用いられる漢字の一部分である。また、それによる分類の、各グループである。部首による分類では、全ての漢字に、一つの部首が割振られる。 字書などで漢字を分類する際、偏旁、すなわち偏(へん)や冠(かんむり)など、字の一部分を用いる方法がある。部首とは一つには、そのような分類での、一つ一つの項目である。部首による分類は、字書における漢字の分類・配列方法であるのみならず、字書を引く際の検索方法も与える。 ある漢字がどの部首に分類されるかは字書による。形声文字では、意味を表す部分が用いられることが多い。たとえば「鉄」の字は、左半分の金属を意味する「」(金偏、かねへん)を部首とすることが普通である。これは、字書では「金」の部に置かれる。 一方で、「心」部とされうる部分は、いくつかの変形がある。 *「志」の字の下側。これは、ほぼそのままの形である。 *「快」の字の左側、「」。これは、普通「りっしんべん」と呼ばれる。 *「慕」の字の下側、「」。これは、普通「したごころ」と呼ばれる。 これらは、いずれも心に関係した意味を表す。字書により、これら全てを「心」部に入れたり、引き易くするために、形を重視して各々を別の部首としたりする。 このように、部首とは、「心」の部など、文字のグループであると同時に、「快」の字の左側、すなわち漢字の偏旁の中の、分類に使われる部分をも指す。文字の部分のうち部首となるのは、旁(つくり、字の右側)よりも偏(へん、左側)、あるいは脚(下側)よりも冠(上側)の方が多い。 日本では、部首の名称に正式なものはない。 漢字以外でも、部首による分類は、漢字と同じ字形要素を持つ古壮字、チュノムや、漢字を参考にして考案された西夏文字、漢字圏にあるイ文字、トンパ文字などでも行われる。 == 部首法 == 部首法とは、漢字字書において、収録される漢字を分類する際、偏旁冠脚など、字の一部分を用いる方法である。部首法はまた、字書における漢字の検索方法ともなる。 字書における漢字の検索方法としては、部首索引のほか音訓索引や総画索引がある。また電子辞書などでは手書き入力が可能なものもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「部首」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Radical (Chinese characters) 」があります。 スポンサード リンク
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