|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 目 : [め, もく] 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
郷目 貞繁(ごうのめ さだしげ、生没年不詳)は、戦国時代の武人画家。右京進または河内〔「寒河江高基公家中附覚」郷之目河内 脇書 御用人絵師兼而『寒河江市史 大江氏ならびに関係史料』p.329〕と称する。 == 概要 == 寒河江氏の家臣で、物頭を務めたという。1520年(永正17年)6月に伊達稙宗が、最上領の出羽高擶城を攻めた際、捕虜の中に寒河江氏の家臣が7名おり、その内の一人として「郷目右京進」の名が見出だせるのが文献上の初例である(『稙宗記』)。その5年後釈放され、その後の消息はよくわからないが、絵の修業のため5,6年ほど京に上ったとも考えられる。寒河江氏の家臣の傍ら〔『国井経祟旧蔵 毛利出羽守大江高基家中附覚』慶長7年、江之目 右京〕、絵師となって作品を残した。 一般に武人画家は、水墨画の作品が多く画域も狭いのが一般的であるが、貞繁は人物・山水・花鳥・仏画など画題が豊富、写実的で着色画も描いている。作品からは、夏珪風の宋元画法や雪舟流など幅広い古典画学習の成果が窺われ、単なる地方画家ではなく、京に上って本格的に画技を身に付けた形跡が窺える。遺作は故郷の山形県を中心に、20数点残っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「郷目貞繁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|