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郷鎮[ごうちん] 郷鎮(ごうちん)とは、中華人民共和国の県級市の末端自治区のことである。県級市において比較的大きいものを鎮、比較的小さいものを郷という(中華人民共和国憲法第30条参照〔射手矢(2011年)24ページ〕)。そしてこれら郷や鎮において、農村集団経済組織又は農民の投資を主として設立された各種の企業を「郷鎮企業」という(郷鎮企業法第2条)〔。 == 郷鎮の統治システム == 郷鎮とは、末端に位置し、農村と向き合う自治区である〔興梠(2005年)22ページ〕。この郷鎮の統治機構は、「人民代表大会」(議会)、「(人民)政府」、「党委員会」(共産党)からなる〔。郷鎮の最高指導部は党委員会である。形式的には直接選挙によって選ばれる人民代表(議会に相当)が「国家権力機関」のはずだが、人民代表大会には人事権・政策決定権・監督権がない〔興梠(2005年)23ページ〕。政策決定は党委員会会議あるいは党政連席会議(党委員会委員、政府幹部、人民代表大会主席からなる)で行われる。党委員会のトップである書記の権力は絶大である〔。
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