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東京都交通局10-300形電車(とうきょうとこうつうきょく10-300がたでんしゃ)は、東京都交通局(都営地下鉄)新宿線で使用される通勤形電車。東京都交通局の公式発表等では形式名を「いちまんさんびゃくがた」と読む。 本項では、先頭車のみ製造された10-300R形電車(10-300Rがたでんしゃ)についても記述する。国土交通省内における書類上でも同様に10-300形・10-300R形とそれぞれ個別に記されている。 == 概要 == 新宿線開業時から使用している10-000形は、セミステンレス車両である初期車の登場から25年(試作車では30年)以上が経過し、車体の老朽化が進んでいた〔交友社「鉄道ファン」2005年5月号新車ガイド「東京都交通局10-300形」100-103頁。〕。本形式はその置き換え用として、また2005年(平成17年)5月14日に行われたATCと列車無線の更新に対応するために製造された車両で、2005年(平成17年)5月から2006年(平成18年)7月にかけて10-000形セミステンレス車と同数の108両が新製された(1次車)〔〔ネコ・パブリッシング「レイルマガジン」2013年12月号「東京都交通局10-300形3次車」52-54頁記事記事。〕 。 通勤形電車として標準的な全長20m級・4扉車体の基本設計は、軽量ステンレス製構体や列車情報管理装置 (TIMS) の採用など、東日本旅客鉄道(JR東日本)のE231系で採用された設計技術をベースにしており、開発・製造コストの抑制を図っている〔。新宿線の車両限界に合わせて車体幅が狭いほかは類似した印象の外観を持つが、先頭部はオリジナルのデザインを採用している〔エリエイ「とれいん」2008年1月号MODELERS FILE「東京都交通局10-300形」44-45頁記事。〕 。 本形式は「ライフサイクルコスト低減」と「人と環境にやさしい車両」をコンセプトに設計した〔。また、車体材料には基本的にリサイクル可能な材料を採用しているほか、車内ではバリアフリーに配慮した設備を有している〔。 なお、本形式は8両編成すべてが新造車の10-300形と、先頭車両のみ新造車で中間車は既存の10-000形である10-300R形の2つに大別される〔。Rは、改修するRepair、改造するReconstructionなどの頭文字に由来する〔。 製造メーカーは大部分が東急車輛製造・総合車両製作所横浜事業所であるが、2006年(平成18年)製造の10-450 - 10-470Fの中間車18両はJR東日本新津車両製作所(現・総合車両製作所新津事業所)で落成した〔交友社「鉄道ファン」2009年7月号を参照。〕 。このほか、2010年(平成22年)に増備された10両編成化用の2次車8両のうち、2両が新津車両製作所で製造された〔東京都交通局10-300形増備車の甲種輸送 交友社『鉄道ファン』railf.jp。〕。 本項では、東京都交通局が監修した資料(交友社「鉄道ファン」2006年1月号・2009年3月号)に基づき、編成表記は本八幡方先頭車の表記を、編成番号は第31編成から記載する。 なお、2013年度から増備されている3次車以降については、E233系がベースとなり、仕様が大きく異なることから、本項目では別途記載する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京都交通局10-300形電車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toei 10-300 series 」があります。 スポンサード リンク
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