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都羅 : ミニ英和和英辞書
都羅[つら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みやこ]
 【名詞】 1. capital 2. metropolis 

都羅 : ウィキペディア日本語版
都羅[つら]
都羅(つら、生没年不明)は、7世紀の人物で、朝鮮半島沖の済州島にあった耽羅国の王子である。673年677年に日本への朝貢の使者になった。
都羅に関する記録は『日本書紀』にある。天武天皇2年(673年)閏6月8日に、耽羅の王子久麻伎に従って朝貢に来た。彼らは天智天皇の死を弔うために来たが、筑紫にとどめられ、8月25日に帰国を命じられた。壬申の乱に勝って即位した天武天皇は、弔喪の使者を入れなかったのである。
天武天皇6年(677年)8月28日に都羅は再び朝貢に来た。このときは都羅が王子であった。翌年1月22日に都に向かったが、帰国の記事はない。これが日本に対する耽羅の朝貢の最後となった。
==参考文献==

*小島憲之直木孝次郎西宮一民、蔵中進、毛利正守校注・訳 『日本書紀(三)』、小学館新編日本古典文学全集、1998年、ISBN 4-09-658004-X。
*坂本太郎家永三郎井上光貞大野晋校注 『日本書紀(五)』、岩波文庫、1995年、ISBN 4-00-300045-5。(1993年刊の岩波書店・新装版日本古典文学大系『日本書紀』の文庫化)。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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