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鄧至 ( リダイレクト:トウ至 ) : ウィキペディア日本語版
トウ至[とうし]

鄧至(とうし)は、鄧至羌や白水羌ともいい、中国南北朝時代族が建てた政権。仇池の西、宕昌の南に位置した。都城は鄧至城(現在の四川省九寨溝県の西)。首長の姓は「像」といった。
白水酋帥の像舒治が王を称し、北魏孝文帝に遣使して龍驤将軍・鄧至王に封ぜられたのを初代とする。南朝に対しては代々持節・平北将軍・西涼州刺史を称した。502年、像舒彭がに遣使して、督西涼州諸軍事・安北将軍の位を受けた。554年、像檐桁が政権を失い、西魏に逃れると、宇文泰が章武公宇文導に兵を率いてかれを護送させ、復位させた。その後のことは史料に載せられていないが、北周が西魏に代わった後、その地に鄧州が立てられているので、遅くともこの時には鄧至は滅亡していたものと考えられる。
==鄧至の君主==

*像舒治(430年 - ?)
*像舒者
*像屈耽
以後三代の世系不明
*像舒彭(502年 - 509年
*像覧蹄(509年 - ?)
以後二代の世系不明
*像檐桁(? - 554年

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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