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鄭子 ( リダイレクト:鄭子 (鄭) ) : ウィキペディア日本語版
鄭子 (鄭)[ていし]

鄭子(ていし、紀元前?年 - 紀元前680年)は、の第8代君主。荘公の子で昭公子亹の弟。爵位は伯爵だが、鄭子という。
== 生涯 ==
荘公の子として生まれる。
子亹元年(前694年)7月、会合の席で子亹が襄公によって殺されると、大夫高渠弥は鄭に逃げ帰り、祭仲と相談したうえ、子亹の弟である公子嬰をから迎えて鄭君(以降は鄭子と表記)に立てた。
鄭子4年(前690年)夏、鄭子は斉の襄公・宣公と垂で会合した。
鄭子12年(前682年)、祭仲が卒去した。
鄭子14年(前680年)夏、櫟(れき)に逃亡していた厲公が鄭に侵攻し、大夫の傅瑕(ふか)を捕えた。傅瑕は厲公に命乞いをし、「私を許してくだされば、あなたを鄭君に迎えましょう」と言った。6月、そこで厲公は傅瑕に鄭君である鄭子を殺すよう命じ、鄭子とその2子を殺させた。これによって厲公はふたたび鄭君となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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