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酒田港座(さかたみなとざ)は、山形県酒田市日吉町1丁目に所在する映画館。 == 来歴 == 1887年、長崎新吉により芝居小屋として開業。当時は定員1,000人程度と東北一の広さを誇る大劇場であったが、大正時代から映画も上映するようになる。1954年2月3日、火災により焼失するも同年5月に再建。主に東宝、松竹の邦画を中心とした封切館として機能し、1977年に現在の3スクリーン体制となる。1993年3月からは宮崎合名社〔山形県山形市で「山形シネマ旭」などの映画館を経営・運営していた企業。2004年10月に映画興行から撤退し、株式会社ムービーオンに事業を継承している。〕に経営譲渡し営業を継続してきた。 21世紀に入り、2002年1月14日をもって閉鎖される。建物自体は閉鎖後も解体せず残存していたが、2008年9月公開の松竹映画『おくりびと』で、「納棺の手引き」シーンの撮影が行われたことによって同館を訪れる人が殺到。この動きを見た市民有志が「台町と映画を愉しむ会」と称したサークルを立ち上げ、多くの資金を集め2009年6月12日に再オープンを果たす。現在は映画の上映のみならず、音楽家のコンサート等のさまざまな催しも行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酒田港座」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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