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酒飯論絵巻(しゅはんろんえまき)は、16世紀に制作されたと言われる日本の絵巻。酒好きの男と、下戸でご飯好きの男、両方適度に嗜む男の3人がそれぞれの持論を展開するという構成で描かれている〔-原本の確定とその位置づけ 並木誠士、美學 45(1), 64-74, 1994-06-30〕。約14mの長さの絵巻に調理から配膳、飲食の様子が詳細に描かれており、当時の食文化を知る貴重な資料となっている。 == 概要 == サイズは縦30.7×長さ1416cm。狩野元信の筆になるものと、土佐光元によるものがあり、その模写本や異本が多数存在する〔。主人公の三人は、酒好きの造酒正糟屋朝臣長持(みきのかみかすやあそんながもち)、飯好きの飯室律師好飯(いいむろりっしこうはん)、中庸派の中左衛門大夫中原仲成(ちゅうざえもんたいふなかはらなかなり)である〔-第三段、好飯の住房を中心に 伊藤信博、名古屋大学〕。 4部構成になっており、第一段に三人の紹介、第二段では酒の徳、第三段では飯やおかず、茶の面白さ、第四段ではどちらもほどほどがよいと語られる〔。長持は念仏宗、好飯は法華宗、仲成は天台宗のそれぞれ宗徒であり、表向きは飲食について語りながら、天台宗の中道観の優位性を説いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酒飯論絵巻」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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