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酢酸イソプロピル(さくさんイソプロピル、Isopropyl acetate)はエステルに分類される有機化合物で、酢酸とイソプロパノールとを縮合させることで生成される。酢酸イソプロピルは無色透明な液体で、独特の果実臭を持つ。 酢酸イソプロピルはさまざまな有機溶媒と混和し、水に幾分溶解する。そして工業的には広く様々な溶媒として利用され、セルロース、プラスチック、油脂などの溶剤として利用されるうえ、印刷インクや化粧品の成分、シトラス系調合香料やフルーツ系フレーバーとしても利用されている〔『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-x〕。 酢酸イソプロピルは様々なプラスチックを浸潤する。 == 安全性 == 引火性があり、日本の消防法では危険物第4類・第1石油類に分類される。動物実験での半数致死量(LD50)は、ラットへの経口投与で3.0g/kg、ウサギへの経皮投与で20ml/kg以上〔安全衛生情報センター 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酢酸イソプロピル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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