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酸化窒素 : ミニ英和和英辞書
酸化窒素[さんか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さん]
 【名詞】 1. acid 
酸化 : [さんか]
  1. (n,vs) oxidation 
: [か]
 (suf) action of making something
窒素 : [ちっそ]
 【名詞】 1. nitrogen (N) 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation

酸化窒素 ( リダイレクト:窒素酸化物 ) : ウィキペディア日本語版
窒素酸化物[ちっそさんかぶつ]
窒素酸化物(ちっそさんかぶつ、nitrogen oxides) は窒素酸化物の総称。
一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、亜酸化窒素(一酸化二窒素)(N2O)、三酸化二窒素(N2O3)、四酸化二窒素(N2O4)、五酸化二窒素(N2O5)など。化学式の NOx から「ノックス」ともいう。
== 生成 ==
自然界において窒素酸化物は、あるいは土壌中の微生物によって生成される。たとえば微生物が多い土壌に豊富な化学肥料を与えると土壌微生物が分解して窒素酸化物を放出する例が知られている。
物質燃焼するときにも一酸化窒素や二酸化窒素などが発生する。この場合、高温・高圧で燃焼することで本来反応しにくい空気中の窒素と酸素が反応して窒素酸化物になる場合(サーマルNOx)と、燃料由来の窒素化合物から窒素酸化物となる場合(フューエルNOx)がある。たとえば、排気ガスや天然ガスボイラー(家庭用調理ガス器具を含む)などから排出される窒素酸化物は前者が主であり、石炭が燃焼した場合の窒素酸化物はそのほとんどが石炭中の窒素化合物に由来することが知られている。
四酸化二窒素は二酸化窒素と平衡状態にあり、環境中など低圧・低濃度では二酸化窒素側に偏っている。
(各窒素酸化物の生成法は当該記事に詳しい)
大気から陸上に沈着する窒素量は、1890年から1990年の100年間で5倍に増加し21世紀初頭時点では 125 Tg Ny-1(テラグラム窒素毎年)とされており、放出量の80 %が肥料が起源で20 %が燃焼が起源である〔田林雄、山室真澄:大気降下窒素が渓流水に流出する過程 地学雑誌 Vol.121 (2012) No.3 p.411-420〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「窒素酸化物」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nitrogen oxide 」があります。




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