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(n) (gen) (Buddh) the finest thing in this world・ 醍醐 : [だいご] (n) (gen) (Buddh) the finest thing in this world
醍醐(だいご)とは、五味の一つ。牛乳を精製した中で最も美味しい味とされ、濃厚な味わいとほのかな甘味を持った液汁とされる〔大辞林 第三版 だいご(醍醐) 三省堂 2013年10月17日 閲覧〕。すでに製法は失われており、バターのようなもの〔松長有慶 「密教大系(9巻)」 1994年 法藏館〕、又は現代で言うカルピスや飲むヨーグルトのようなもの、または蘇(レアチーズ)を熟成させたもの等、乳飲料・乳製品のことと考えられている〔森嘉兵衛 「岩手をつくる人々 - 古代・近世篇(上)」 1983年 法政大学出版局〕。 == 概要 == 仏教の大乗経典『大般涅槃経』(だいはつねはんきょう)の中に、五味として順に乳→酪→生酥→熟酥→醍醐と精製され一番美味しいものとして、涅槃経も同じく最後で最上の教えであることをたとえとして書かれている。これを五味相生の譬(ごみそうしょうのたとえ)という。 牛より乳を出し、乳より酪(らく)を出し、酪より生酥(せいそ)を出し、生酥より熟酥(じゅくそ)を出し、熟酥より醍醐を出す、仏の教えもまた同じく、仏より十二部経を出し、十二部経より修多羅(しゅたら)を出し、修多羅より方等経を出し、方等経より般若波羅密を出し、般若波羅密より大涅槃経を出す とある。これが醍醐味の語源として仏教以外でも広く一般に知られるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「醍醐」の詳細全文を読む
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