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醍醐コミュニティバス : ミニ英和和英辞書
醍醐コミュニティバス[だいごこみゅにてぃばす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

醍醐 : [だいご]
 (n) (gen) (Buddh) the finest thing in this world

醍醐コミュニティバス : ウィキペディア日本語版
醍醐コミュニティバス[だいごこみゅにてぃばす]

醍醐コミュニティバス(だいごコミュニティバス)とは、京都市伏見区東部の醍醐地区において運行されているコミュニティバスである。運行は、ヤサカグループ株式会社ヤサカバスに委託されている。
== 概要 ==

=== 誕生の経緯 ===
醍醐地区は元々京阪バス京都市交通局により路線バスが運行されており、JR奈良線京阪本線六地蔵駅やJR東海道線山科駅、京都市内中心部(四条河原町など)を結んでいた。
しかし、1997年京都市営地下鉄東西線が開業し、醍醐地区を走る路線バスについて路線再編が行われることとなった。これにより、京都市交通局は醍醐地区の各路線の廃止や京阪バスへの移管を行い、同時に醍醐営業所を廃止することとなった。また、京都市交通局から路線の移管を受けることとなった京阪バスにおいても、大幅な再編が行われた。これにより、路線バスによる京都市内中心部へアクセスができなくなったことや、幹線道路に路線バスが運行されているものの、醍醐地区では小高い丘や坂の上に住宅や団地がある多くみられることから、地下鉄開業に伴いそれまでよりも不便になったと認識する住民が出始めた。
このため、醍醐地域の住民は、2001年9月に自治町内会連絡協議会などが中心となった「醍醐地域にコミュニティバスを走らせる市民の会」(現・「醍醐コミュニティバス市民の会」)を設立し、京都市交通局をはじめとした関係団体に路線バスの運行を強く求めていくこととなった。
しかし、京都市全体の財政難なども問題となっていたことから、行政による運行は困難であると判断し、住民の手により自主的に運行をする形を目指すこととなった。
なお、京都市側は京阪バスに循環バス(一般路線バス)の運行を要請し、これについては2002年に「くるり200・だいご循環線」として運行が開始された。ただし、これは運賃やダイヤなど多くの面で住民側が求めていたものと異なるものであった。このためだけではないが、一般路線バスの他の運行経路と統合され、わずか2年で廃止された。
このような状況下で、「市民の会」は専門家や事業者などを交えた形で会合を行い、住民の手による自主的な路線バスの運行を行う方針で急速に計画を進めていった。2003年6月には路線バスの運行を担当するヤサカバスと「市民の会」および運行に関する協力金を出すこととなる法人や団体を交えた形で運行に関する契約を締結することとなった。また、2003年11月には近畿運輸局に路線バス運行の許可を申請した。〔立命館経営学2005年3月(第43巻第6号)〕そして、2004年2月16日に運行を開始することとなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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