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采女装束(うねめしょうぞく)とは、全国の豪族から選抜されて天皇の給仕係などとして、上古の宮中に勤めた女官である采女の衣装。 なお、近代では大嘗祭や新嘗祭などに、配膳などの役を命ぜられた女官が着用している。男子装束の小忌衣(おみごろも)が大嘗祭だけの使用になったのに対し、采女の装束は例年も古式を継承するものが使用されて現在にいたっている。 神事の際には御供物を数多く運ぶ役割などを担ったため、丈が短く活動的にできている。ちなみに時代祭での小野小町は平安時代初期の采女の装束を身に着けている。 活動的なことから、現代の女性神職装束はこの采女装束を参考にしていると言われる。 == 装束の変遷 == *表左側が過去、表右側の近代へと被服構成の移行。 ;色見本 〔北村哲郎・久保房子(編著) 『宮廷衣裳』 1977年 毎日新聞社〕 現在の形式が大旨固定化されたのは、江戸時代中期と考えられている。『古事記』に見られる青摺衣、平安時代前期の『西宮記』などの青摺衣・小忌衣・摺唐衣、室町時代の女官が用いた絵衣など、各時代、和服の伝統様式を吸収しながら現在の形に定まったようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「采女装束」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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