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釈譜詳節(しゃくふしょうせつ)は1447年(世宗29年)に李氏朝鮮で作られた釈迦の一代記である。金属活字による15世紀の朝鮮語の散文資料として、朝鮮語学・朝鮮文学・朝鮮書誌学・朝鮮仏教学において貴重な資料の1つである。 == 解題 == 釈譜詳節序および月印釈譜序によれば、釈譜詳節は1446年に死去した昭憲王后(世宗の正妃)の冥福を祈るために、世宗の命により首陽大君(後の第7代国王・世祖)が作った書である。釈譜詳節の編纂に当たっては、釈迦譜・釈迦氏譜を基にして、それを朝鮮語に翻訳したという。しかしながら、他の諺解資料とは異なり、原文の漢文が記載されていない点、朝鮮文が他の諺解文とは異なり漢文の直訳調の文体ではない点などから見て、釈譜詳節の文体は自然な散文に近いものだったと推測される。 なお、底本には釈迦譜・釈迦氏譜の他に、玄奘訳・薬師琉璃光如来本願功徳経(巻9)、地蔵菩薩本願経(巻11)、大方便仏報恩経(巻11)、鳩摩羅什訳・妙法蓮華経(巻13~21)などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「釈譜詳節」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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