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里見 成義(さとみ しげよし)は、室町時代後期の武将。安房里見氏2代目当主とされる人物。名前は義成(よししげ)とも記される。後世に編纂された系譜や軍記物にその名が見られるが、史料上で実在したという裏づけが取れないため、系譜に付け加えられた架空の人物とする説が主流となっている。 == 系譜上の里見成義 == 系譜上の里見 成義は、安房里見氏2代当主。里見義実の長男である。諱の「成」の字は古河公方足利成氏から拝領したものとされている。 名前に関して、大野太平は成義が正しいとするが、佐藤博信はこれを疑問視し義成の可能性が高いとする〔佐藤博信「関東足利氏と房総里見氏」(中世房総史研究会編『中世房総の権力と社会』高科書店、1991年)169頁〕。 稲村城を築城、上総国への進出をおこなった。また娘を正木時綱に嫁がせ、正木氏と縁戚関係を結んだ。 男子には里見義通(長男)、里見実堯(次男)がいる。成義が没すると、義通が第3代当主となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「里見成義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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