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重慶市(じゅうけいし/チョンチンし、、、)は、中華人民共和国の直轄市である。国家中心都市の一つに指定されている。 重慶市の人口は2884万人(2010年)〔中華人民共和国国家統計局 〕。市の面積そのものが北海道並みに広く、市内に多くの県や農村部を抱えていることから、人口密度は350人/km2とかなり低い。2011年の都市圏人口は671万人であり、中国第7位、世界では第45位の都市部である〔Demographia: 都市的地域の人口 〕。 略称の「渝」は重慶市内にある嘉陵江の古称、渝水からきている。もともとは四川省に属していたが、1997年3月14日、第8期全人代第5次会議において、直轄市に昇格した。2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第84位の都市と評価されており〔2014 Global Cities Index and Emerging Cities Outlook (2014年4月公表)〕、中国本土では北京、上海、広州、深センに次ぐ第5位である。 == 地理 == 重慶市は長江上流の四川盆地東部に位置し、東は湖南省と湖北省、西は四川省、南は貴州省、北は陝西省と接する。東西470km、南北450kmにわたる広大な面積を持ち、総面積は8.24万平方キロメートルである。市の中心部では北から嘉陵江が合流し、涪陵で烏江が合流する。 現在中華人民共和国に4つある直轄市の中で最大の面積を誇る。面積が広大である(北海道島よりも広い)ため、全域の人口では上海市、北京市、天津市の他の3直轄市や香港特別行政区などを上回る。ただ、中国の三大都市は上海市、北京市、広州市の三都市を指すことが一般的であり、重慶の都市的地域の人口もさほど多くない。2011年の都市的地域の人口は671万人であり、世界第45位である〔Demographia: World Urban Areas & Population Projections 〕。 中国の物流の大動脈である長江沿岸に栄えた重慶は古くから水運が発達していたが、三峡ダムの完成後は1万トン級の船舶も直接重慶まで航行することができるようになり、併せて整備される保税区との相乗効果で重慶港は内陸の国際コンテナターミナルとして大きな発展が見込まれている。 市内にはガス田などの豊富なエネルギー資源があり、内陸部内での輸送コストにおいて有利な点から工業都市として発展している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「重慶市」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Chongqing 」があります。 スポンサード リンク
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