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野原古墳群(のはらこふんぐん)は、埼玉県熊谷市にある古墳群。和田川に南面する台地上の広い範囲にかつて30基以上の古墳が分布していたが、現在23基が山林の中に所在する。1962年(昭和37年)、採土工事に伴い野原古墳の発掘調査が行われた。1964年(昭和39年)には立正大学が円墳8基の発掘調査を実施した。なお、野原古墳で発見された勾玉や耳環などが1957年(昭和32年)10月18日付けで江南町(当時)指定考古資料に指定された。 == 野原古墳 == 前方部を南南東に向けて築造された前方後円墳で、開墾によって墳形はかなり乱れていたが、発掘調査時に全長40メートル、高さ5メートル、後円部径16メートルと計測された。主体部は後円部と前方部に横穴式石室が確認されている。後円部の石室は、南西方向に開口する片袖形の横穴式石室である。副葬品は大刀2、鉄鏃19、刀子3が出土している。前方部の石室は、南東方向に開口する胴張りがある片袖形の横穴式石室である。副葬品は大刀1と刀子の破片が発見されている。 1962年(昭和37年)の採土工事中に朝顔形埴輪と形象埴輪(女子、男子頭部、さしば、大刀)が採取されている。6世紀後半の築造と考えられるが、後円部の石室は、前方部の石室より古い形態である。 東京国立博物館所蔵の「踊る人々」の埴輪はこの古墳から出土したとされている。 File:Periodo kofun, haniwa, figure danzanti, VI sec.JPG|埴輪「踊る人々」(東京国立博物館蔵) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野原古墳群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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