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野比 のび太(のび のびた)は藤子・F・不二雄の漫画およびアニメ作品『ドラえもん』に登場する架空の人物。漫画作品『ドラえもん』の副主人公〔1989年の講演 において、作者は「(のび太は)主人公、いや副主人公」、『ド・ラ・カルト ~ドラえもん通の本~(1998年)』では「ドラえもんが主人公」と述べている。また、テレビアニメ第2作第2期アニメ版でもドラえもんが主人公とされている。ただし、藤子・F・不二雄全集『ドラえもん』第1巻に再録された連載初期のキャラクター紹介図では「主人公」としていたり、さいとうはるお・黒沢哲哉『藤子・F・不二雄 ―こどもの夢をえがき続けた「ドラえもん」の作者』(小学館〈小学館版学習まんが人物館〉、1997年)では、ドラえもんと共に両方が主人公であると定義されている。〕〔ちなみに連載初回に初めて書かれた相関図における表記は「の比太」となっていたが、次回に書かれた相関図で現在の表記に修正された。〕。野比のび助と野比玉子の一人息子。8月7日生まれ〔2巻収録「ぼくの生まれた日」で誕生年月日がセリフ中に登場する。誕生年は、初出である『小学四年生』1972年(昭和47年)8月号掲載分では「昭和37年」とし、てんとう虫コミックス第2巻(1974年発売)に収録する際に「昭和39年(1964年)」としている。のび太が10歳だという年齢設定から逆算した数値を誕生年としたため、このようなぶれが生じている。藤子・F・不二雄自選集に収録する際、具体的な誕生年の明示を避けて、単に「10年前」としている。しかしその後、藤子・F・不二雄大全集『ドラえもん』第1巻に収録する際、編集者の意向で再び「昭和37年」へと変更している。〕。 == 概要 == 東京都練馬区在住の小学4年生〔これが基本であるが、掲載学年誌にあわせて年齢設定は変化する〕。アニメでは小学5年生〔1973年放送の第1作のみ小学4年生〕〔5年3組。第2作1期「おしゃべり切手(1996年5月17日放送)、第2作2期「熱血!のび太の運動会」(2009年11月6日放送)。〕だが、放送初期は小学4年生〔テレビアニメ第2作1期「テストにアンキパン」(1979年4月4日放送)による。また「のび太のおよめさん」(同年4月7日放送)でも誕生日ケーキのロウソクが10本である。ただし同年5月21日に放送された「おばあちゃんの思い出(前)」では過去へ訪れたのび太が「8年前のカレンダー」と言い、翌日放送の「おばあちゃんの思い出(後)」で幼児期の自分を見たのび太が「3歳の時の僕だ」と発言している。〕だった。時間経過による成長は基本的にない。原作で唯一、全話登場している〔スピンオフ作品として連載されていた『ドラミちゃん』を『ドラえもん』に統合したため、主人公であるドラえもんが登場しない話が存在する。また、のび太も本来は「のび太郎」という別人だったのだが、『ドラえもん』に連載する際に修正したものである。〕。 勉強は駄目、スポーツも駄目、何をやらせても冴えない少年。物語は彼の不幸な将来を変えるために、未来の子孫であるセワシからドラえもんが送られたことから始まる。以降、困りごとがあったり、トラブルに巻き込まれるとドラえもんに泣きつき、ひみつ道具に頼ろうとする。それに応じて出したひみつ道具を応用することに関しては、時折天才的なひらめきを見せるが、結果的に失敗することの方が多い。一人称は基本「僕」だが、高校生では「俺」を使っていた。 大長編シリーズおよび映画シリーズでは上に述べた欠点もあるにはあるが、これをカバーして余りある勇敢な少年として描かれる傾向がある。このことは作品内でもスネ夫に、のび太は大長編だとかっこよくなるという旨のセリフを言わせている〔『ドラえもん のび太と銀河超特急』。〕。 テーマソングとして「のんきなのび太くん」(作詞:ばばすすむ、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:小原乃梨子)と「のび太くん0点」(作詞:マイクスギヤマ、作曲・編曲:沢田完、歌:大原めぐみ、セリフ:水田わさび) がある。前者はテレビアニメ第2作1期、後者はテレビアニメ第2作2期の曲となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野比のび太」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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