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野比静香 : ミニ英和和英辞書
野比静香[の]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [ひ]
  1. (n,n-suf) (1) ratio 2. proportion 3. (2) Philippines 

野比静香 ( リダイレクト:源静香 ) : ウィキペディア日本語版
源静香[みなもと しずか]

源 静香(みなもと しずか)は、藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』に登場するヒロインで、野比のび太が憧れるクラスメイト。主要人物内での紅一点的存在である。
== 設定 ==
周囲の人物からの呼称は、原作では「しずちゃん」と呼ばれているがアニメ版では「しずかちゃん」が定着している〔出演声優が「『しずちゃん』は言いにくい」との理由でスタッフと協議して「しずかちゃん」にしたとする説、「しずちゃん」では実際に発声すると響きがよくないという理由から「しずかちゃん」にしたとする説がある。〕。アメリカ版では「Sue(スー)」という愛称になっている〔『ドラえもん』はアメリカでも人気を得られるか? 今夏から「米国版」放送開始 〕。また、連載初期はしず子という書き方をされていることもあった。
父親・母親からは「しずか」と呼び捨てで呼ばれている。なお、初期ではジャイアン・スネ夫からも「しずか」と呼ばれたことがあった。1973年と1979年4月2日の初アニメ化から2005年3月18日まで32年に渡って茶色の栗毛だったが、放送開始から約30年以上が経過して同年4月15日からは黒髪に変更されたほか、目を閉じる絵が睫毛と一緒に下がるものに変更された。アニメ第1作(日本テレビ版アニメ)、及び第2作1期ではピンク(または赤)一色の服と、同じくピンクで白いラインが入ったふんわりめのスカートをほぼ毎回着用していたが、第2作2期では着用していない(これに近いトレーナーや襟付き服、及び普段着などは着ている)。髪型は常に短く揃えたツインテール(≒二つ結び)で、眠る時や入浴時も解かない。もっとも、第2作2期では解いている場面も見られるようになった。
彼女が他の登場人物を呼ぶ場合、原作の大半とそれにならったアニメ第2作(テレビ朝日版)では、ドラえもん、のび太、スネ夫ジャイアンをそれぞれ「ドラちゃん」、「のび太さん」、「スネ夫さん」、「たけしさん」など、おおむね「さん」付けで呼んでいる。アニメ第2作1期の初期(1982年10月の「人間メカを作ろう」まで)では「さん」付けではなく、「のび太くん」「たけしくん」など「くん」付けで呼んでいた。原作でも初期ではドラえもんのことも「ドラえもんさん」、「ドラえもん」と呼んでいた(2巻「ロボ子が愛してる」では「野比くん」と呼んでいる)。その他にも、原作中に、ジャイアンを「ジャイアンさん」などと呼んでいた時期もあった〔14巻「ムードもりあげ楽団登場!」など。〕。またアニメ第2作1期の初期では「ジャイアン」と呼び捨てにしていた時期もあった。長編映画では、『恐竜』、『宇宙開拓史』、『大魔境』の3作品までは、のび太、ジャイアン、スネ夫のことを「くん」付けで呼んでおり、『海底鬼岩城』以降は「さん」付けで呼ぶようになっている。一方、「大長編ドラえもん」では、のび太を一貫して「さん」付けで呼んでいる。『恐竜』、『宇宙開拓史』、『大魔境』も同様である〔初期3作品の大長編コミック版は『海底鬼岩城』よりも後に発売されている。〕。
のび太との身長差に関する描写は、相対的に高く描かれることもあれば低く描かれることもあり、一定しない。
原作の誕生日に関する場面は、こたつがあったり〔コミックス14巻「ヨンダラ首わ」。小学二年生3月号連載なので、2月という設定〕、半袖だったり〔ドラえもんプラス1巻「ろく音フラワー」。小学五年生8月号連載なので、7月という設定。また、コミックス28巻「しずちゃんの心の秘密」では小学六年生10月号連載なので、9月という設定〕、さらには12月2日という説もあり全く一定でない。アニメでは誕生日の設定は定かでないものの、誕生日を5月(何日かは不明)とする設定がある〔ビッグ・コロタン88『決定版ドラえもん大事典』(2001年、小学館) テレビアニメ2期でも5月に統一された(誕生日も毎年行われている)。〕。
テーマソングとして「しずかちゃんのうた」(作曲・編曲:菊池俊輔、歌:かおりくみこ)と「おとなりのプリンセス
」(作詞:マイクスギヤマ、作曲・編曲:沢田完、歌:かかずゆみ)がある。前者はテレビアニメ第2作1期、後者はテレビアニメ第2作2期の曲となっている。
歌手郷ひろみ〔1巻「○○が××と△△する」〕、天野星夫〔2巻「出さない手紙の返事をもらう方法」〕、西条ひろみ〔9巻「ジ〜ンと感動する話」〕、郷ヒデキ〔19巻「影とりプロジェクター」〕、タレントのトシちゃん(または田原のトンちゃん〔29巻「翼ちゃんがうちへきた」ほか〕)、玉木宏〔アニメ第2作2期「しずかちゃんの心の秘密」〕、速水もこみち〔アニメ第2作2期「キャンディーなめてジ〜ンと感動しよう!」〕、福山雅秋(福山雅治)〔アニメ第2作2期「ほんもの3Dテレビ」〕、甘栗旬(小栗旬)〔アニメ第2作2期「四次元ポケットにスペアがあったのだ」〕の大ファン。
美容には気を遣っており、「顔の美容体操」を行っている〔15巻「こっそりカメラ」〕。また、よく虫歯に冒されており、痛くてべそをかいていたり〔25巻「ヘソリンガスでしあわせに」〕、親に歯医者に連れて行かれたり〔コミックス15巻「入れかえロープ」、未収録「みがわりペンダント」など〕する描写が多い。
単行本初期巻では、しずかと同じ姿をした「みよちゃん」なる女性が存在する。この情報についてはドラミ#誕生から現在までを参照(後年の版ではセリフが修正されている)。
雑誌「小学四年生」1970年1月号(1969年12月発売)の「ドラえもん」の連載開始当初は、名前が「しず子」とされておりのび太は「しず子さん」と呼んでいた(「しず子」という表記は単行本には未収録)。「しずか」の名前に変更されたのは、連載開始から2年後「小学四年生」1972年2月号掲載の「のび太のおよめさん」(てんとう虫コミックス6巻収録)からである。名字の「源」もこの話が初出であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「源静香」の詳細全文を読む




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