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【名詞】 1. strip version of rock-paper-scissors forfeit game 2. yakyuken =========================== ・ 野 : [の] 【名詞】 1. field ・ 野球 : [やきゅう] 【名詞】 1. baseball ・ 野球拳 : [やきゅうけん] 【名詞】 1. strip version of rock-paper-scissors forfeit game 2. yakyuken ・ 球 : [たま, きゅう] 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball ・ 拳 : [こぶし] 【名詞】 1. fist
野球拳(やきゅうけん)とは、歌い踊りながらじゃんけんをする宴会芸である。 本来は三味線と太鼓を伴奏に合わせて歌い踊り、じゃんけんで勝敗を決する遊戯であるが、テレビのバラエティ番組の影響で、じゃんけんで負けた相手の服を脱がせるゲームとして広く知られており、お色気ゲームとしての認識がより一般的である(後述参照)。 == 本家野球拳 == === 由来と歴史 === 1924年10月、伊予鉄道電気(後の伊予鉄道、以後伊予鉄と表記)野球部が高松市で高商クラブとの野球の試合を行なったが、0-6で敗れた。この試合後、旅館で行われた対戦相手との夜の懇親会における宴会芸で、昼の敵を取るべく披露した演技が野球拳の始まりである。当時伊予鉄野球部のマネージャーをしていた川柳作家の前田伍健が、『元禄花見踊』の曲をアレンジし即興で作詞・振付けをしたものであった。なおこの時は、じゃんけんではなく宴会芸由来であったことから狐拳であったと言われている(1947年の伊予鉄忘年会でじゃんけんに改められた)。 昼の負けはともかく夜の勝負に勝った一行は、揚々とこの踊りを松山に持ち帰り、松山の料亭での「残念会」(あくまでも、野球の試合では負けていた)の場で披露した。以後、宴会芸の定番となる。また、伊予鉄野球部が遠征するたびに野球拳が披露されており、普及の一助となっている。 1954年には、野球拳の歌がレコード化され(若原一郎 & 照菊「野球けん」(キング)、久保幸江 & 高倉敏「野球拳」(日本コロムビア)、青木はるみ「野球けん」(日本ビクター)の競作)ブームとなった。この時、他地区との間で本家争いが発生。伊予鉄野球部が方々で披露したことが一因であったが、黎明期に松山の料亭で撮影された野球拳の写真が決め手となり、野球拳の詞は前田伍健の著作物として認知されることになった。 前田は自身を宗家とする家元制度を取り入れ、本家野球拳の普及発展に尽力した。現在、和太鼓奏者の澤田剛年が四代目家元を務める。 その後、「松山まつり」でも取り入れられ、1970年から各団体の連(踊りのグループ)が街を練り歩くようになった、松山市制百周年記念の1989年からはサンバ調の野球サンバも加わるようになった。また、1983年の「松山春まつり」から松山城で本家野球拳全国大会が行われている。 See:Yakyuken (ハドソン 野球拳) 1981 - First Video Game 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野球拳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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