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【名詞】 1. vegetable =========================== ・ 野 : [の] 【名詞】 1. field ・ 野菜 : [やさい] 【名詞】 1. vegetable ・ 菜 : [さい, な] 【名詞】 1. greens 2. vegetables
野菜(やさい、)は、食用の草本植物の総称〔『健康・栄養学用語辞典』中央法規出版 p.636 2012年〕。水分が多い草本性で食用となる植物を指す〔バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント編『世界の食用植物文化図鑑』(柊風舎) 140ページ〕。主に葉や根、茎(地下茎を含む)、花・つぼみ・果実を副食として食べるものをいう。 == 定義 == 野菜は一般には食用の草本植物をいう〔。ただし、野菜の明確な定義づけは難しい問題とされている〔『食料の百科事典』丸善 p.30 2001年〕〔農業・生物系特定産業技術研究機構編『最新農業技術事典』農山漁村文化協会 p.1542 2006年〕。 園芸学上において野菜とは「副食物として利用する草本類の総称」をいう。例えばイチゴ、スイカ、メロンは園芸分野では野菜として扱われ〔、農林水産省「野菜生産出荷統計」でもイチゴ、スイカ、メロンは「果実的野菜」として野菜に分類されているが〔、青果市場ではこれらは果物(果実部)として扱われ〔〔野菜園芸大事典編集委員会編『野菜園芸大事典』養賢堂 p.1〕、厚生労働省の「国民栄養調査」〔や日本食品標準成分表でも「果実類」で扱われている〔〔。また、日本食品標準成分表において「野菜類」とは別に「いも類」として扱われているもの(食品群としては「いも及びでん粉類」に分類)は一般には野菜として扱われている〔〔。また、ゼンマイやツクシといった山菜については野菜に含めて扱われることもあり〔〔、木本性の植物であるタラの芽やサンショウの葉も野菜の仲間として扱われることがある〔。さらに、日本食品標準成分表において種実類に分類されるヒシなども野菜として取り扱われる場合がある〔。 日本では慣用的に蔬菜(そさい)と同義語となっている〔『食料の百科事典』丸善 p.18 2001年〕〔農業・生物系特定産業技術研究機構編『最新農業技術事典』農山漁村文化協会 p.1542 2006年〕〔斎藤隆『蔬菜園芸の事典』朝倉書店 p.1 1991年〕。ただし、「蔬菜」は明治時代に入ってから栽培作物を指して用いられるようになった語で〔〔、本来は栽培されたものではない野菜や山菜などと厳密な区別があった〔斎藤隆『蔬菜園芸の事典』朝倉書店 p.2 1991年〕。しかし、その後、山菜等も栽培されるようになった結果としてこれらの厳密な区別が困難になったといわれ〔、「野菜」と「蔬菜」は学問的にも全く同義語として扱われるようになっている〔。そして、「蔬菜」の「蔬」の字が常用漢字外であることもあって一般には「野菜」の語が用いられている〔野菜園芸大事典編集委員会編『野菜園芸大事典』養賢堂 p.1参照〕。なお、野菜は青物(あおもの)とも呼ばれる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「野菜」の詳細全文を読む
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