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金 与正〔北朝鮮、金正恩氏の妹の漢字表記を通知 日本経済新聞、2014年4月3日〕〔金正恩氏の妹、表記「金与正」に 朝鮮中央通信変える 朝日新聞 2014年4月3日〕（キム・ヨジョン、1987年9月26日 - ）は、朝鮮民主主義人民共和国の国防委員長だった金正日の四女。母は高英姫、第一委員長の金正恩は実兄。現在の漢字表記が判明するまでは、金予正、金汝貞〔北朝鮮、金正恩に随行して馬に乗る妹・金汝貞の姿を公開 中央日報、2012年11月20日〕、金汝静〔金正恩体制の最重要人物は金正日妹の金慶喜 金玉は遠ざかるか NEWSポストセブン（SAPIO 2012年2月1・8日号）、2012年1月21日〕とも表記された。 == 人物 == 情報は限られており、金正日の専属コックだった藤本健二の回想録によると、金正日の寵愛を得ていた。また1996年から2001年まで、金正恩と共に「パク・ウン」「チョン・スン」という変名で、朝鮮民主主義人民共和国駐スイス大使館職員の子供として、スイスベルンの国際学校で英語、ドイツ語、フランス語を学んでいた。そのスイスの留学の時の写真は2010年6月に公開された〔キム・ジョンウン、キム・ヨジョンの留学時代の写真を追加公開 Daily NK 2010-06-08〕。 2010年9月、金正恩が朝鮮労働党代表の会議で金正日の継承者に擁立された後、指導者の集まる記念写真の中に姿が見えるようになった（金正日の最後の妻である金玉の側で）。〔金正日第四任夫人曝光(圖) 鳳凰網 2010年10月02日〕2011年2月、金与正は兄の金正哲とシンガポールでエリック・クラプトンの演奏会を観覧して車に乗り込む姿をKBSによって捉えられた〔韩国媒体： 金正日次子到新加坡 玩乐购物至少一周（图） 新西兰中文网 2011-2-17〕。 金正日の葬儀で正式に姿が公開された。朝鮮労働党組織指導部にいるとされていたが〔年輕女人陪同金正恩亮相 疑似金正日女兒 全球新聞 2011年12月21日〕〔「金正恩の妹キム・ヨジョンの権力高まる可能性」 中央日報 2012年02月16日〕〔謎に包まれたキム・ヨジョン、金正恩最側近となるか Daily NK 2012年4月6日〕〔「金正恩の妹、党代表者に非公式選出」 Daily NK 2012-04-06〕、2014年3月9日に最高人民会議第13期代議員選挙が実施された際に北朝鮮国営メディアによって名前が初めて報道され、「朝鮮労働党中央委員会の責任幹部」として紹介されスーツ姿で投票する写真が報じられた〔正恩氏が投票、同行者に実妹？予正氏の名前 読売新聞 2014年3月9日閲覧〕〔北選挙、投票した金第1書記に“妹”同行か 日テレNEWS24 2014年3月9日閲覧〕。なおこの際、朝鮮中央通信の中国語版などは漢字表記として金予正を用いた〔〔。同年3月30日に韓国の聯合ニュースが昨2013年から労働党書記室長の職に就いていると報じた〔金第１書記妹、書記室長に＝慶喜氏よりも重責－北朝鮮 時事通信 2014年3月30日〕。同年4月3日、朝鮮通信は金正恩の妹の名前について朝鮮中央通信社が「金与正」と知らせてきたと報じた〔。 2014年9月3日に朝鮮中央通信は金与正を金正恩第一書記の同行者としての紹介する際の順番を副部長級より前に紹介したことで、権力序列から党書記級の実力者となった可能性が出た〔金第１書記妹、昇格の可能性＝党書記級の実力者か－北朝鮮 時事通信 2014年9月4日〕。また、この2014年9月3日を最後に、金正恩は1ヶ月近く公の場に姿を見せず、動静が分からなくなった時は、妹の金与正が最高指導者を代行しているとの情報も出た。 2014年11月27日に放送された朝鮮中央放送のニュース番組では、「朝鮮労働党中央委員会副部長」の肩書きで報じられた〔金正恩第1書記の妹、朝鮮労働党中央委副部長に 読売新聞 2014年11月27日〕。思想統制や体制の宣伝を担当する「宣伝扇動部」、または党の中枢で人事などの権限を持つ「組織指導部」に所属しているという見方が出ている。 2015年1月2日、聨合ニュースが、金与正が崔竜海の次男の崔ソンと結婚したという見方を報じた〔金第1書記の妹 ナンバー2・崔竜海の息子と結婚か 聨合ニュース 2015年1月日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「金与正」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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