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金城基泰 : ミニ英和和英辞書
金城基泰[かねしろ もとやす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 
金城 : [きんじょう]
 (n) impregnable castle
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 
: [き, もとい]
 【名詞】 1. basis 
: [たい]
 【名詞】 1. Thailand  

金城基泰 : ウィキペディア日本語版
金城基泰[かねしろ もとやす]

金城 基泰(かねしろ もとやす、1952年10月16日 - )は、大阪府出身の元プロ野球選手投手)。在日朝鮮人として生まれ、後に日本人帰化した。日本プロ野球(NPB)韓国プロ野球(KBO)の双方で活動。帰化前の本名およびKBOでの登録名金 基泰(キム・ギテ、、きん もとやす)。
== 来歴・人物 ==
秋、此花商業高校から翌春の法政大学への進学がほぼ決定していたが、広島東洋カープスカウトの木庭教による熱心な口説きに折れ、ドラフト5位で入団。サブマリン投手で下から浮き上がるような速球を武器に、に10勝(6敗)を挙げ、防御率2.54をマーク。には外木場義郎安仁屋宗八佐伯和司とともに先発ローテーションの中心として奮闘し、チームは最下位ながら20勝を挙げて最多勝、207奪三振で最多奪三振のダブルタイトルを獲得。
しかし、同年オフの10月に交通事故に遭い、失明危機の大怪我を負う。薬の副作用に合併症まで生じ、医師から「日常生活への復帰も、期待しないでくれ」と宣告される程であったが、眼を手術しなんとか失明はとりとめた。半年間の入院生活の末、に退院。医師の反対を押し切り、夏場から抑えとして奇跡の復活を果たして、広島の初優勝に貢献。胴上げ投手になり阪急ブレーブスとの1975年の日本シリーズでも先発や中継ぎにフル回転。翌は僅か2勝に終わり、野村克也選手兼任監督の希望もあり松原明夫との交換トレード南海ホークスに移籍。当時広島監督の古葉竹識(南海の選手・コーチとして野村に仕えた経験がある)は、後年「ノムさんだから金城を渡した」と語っている。
移籍初年度のは江夏豊のリリーフ転向により、先発に復帰し10勝を挙げ、防御率は南海先発投手陣唯一の2点台(2.51)を記録。より再度、抑えに転向。チームは低迷する中、リリーフエースとして活躍。には4勝16セーブ、には6勝13セーブで2年連続最優秀救援投手に輝いた。同い年の同胞で本来法大野球部でチームメイトになるはずだった新井宏昌と仲が良く、後に読売ジャイアンツ(巨人)へトレード移籍する際にも彼に相談したという。1984年7月4日の対近鉄戦では加藤英司に通算10本目の被満塁本塁打となる逆転サヨナラ満塁本塁打を打たれたが、それまでの被満塁本塁打の日本プロ野球記録を更新するものとなった〔講談社刊 宇佐美徹也著「日本プロ野球記録大鑑」454ページ〕オフ、中条善伸とのトレードにより巨人に移籍するものの、登板機会に恵まれず限りで自由契約となる。日本プロ野球通算セーブ数(92)は当時歴代5位。
、韓国プロ野球界の青宝ピントゥスに入団。42試合登板で9勝5セーブ。、サムスン・ライオンズに移籍。オールスターゲームにも出場し、7勝を挙げる。同年限りで現役引退
引退後は、大阪市平野区でそば屋を経営していた〔『プロ野球人名事典2001』(2001年5月、日外アソシエーツ発行・紀伊國屋書店発売。編著者:森岡浩。ISBN 4816916695)〕。
アンダーハンドから威力のある直球でグイグイ押す投球スタイルが持ち味であり、後藤正治著の『スカウト』によると、金城は現役を引退するまで変化球は『僅かに変化する程度のチェンジアップ』しか投げることができなかったという。同著では、上記の交通事故から奇跡の復活を遂げるまでの経緯についても触れられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「金城基泰」の詳細全文を読む




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