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金子卓義 : ミニ英和和英辞書
金子卓義[かねこ たかよし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きん]
  1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr) 
金子 : [きんす, かねこ]
 【名詞】 1. money 2. funds 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
: [たく]
 【名詞】 1. table 2. desk 3. high 
: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 

金子卓義 : ウィキペディア日本語版
金子卓義[かねこ たかよし]

金子 卓義(かねこ たかよし、1943年2月14日 - 2006年3月30日)は東京都杉並区生まれの書家文化勲章受章者である父金子鷗亭に師事。2003年の個展「金子卓義―史記を書く―」で毎日芸術賞を受賞。子息は書家の金子大蔵
==経歴==
1943年2月14日、書家金子鷗亭・栄子の次男として東京都杉並区に生まれる。1958年、東京都立北野高等学校に入学し、浅沼一道の書道を履修する。1961年、東京経済大学経済学部に入学。父である金子鷗亭と兄弟子にあたる東地滄厓に師事。後に自身を含めて三羽烏と呼ばれるようになる石飛博光・矢壁柏雲の両氏と出会う。1963年、20歳で日展初出品初入選し、以降連続入選する。1964年、毎日書道展毎日賞受賞。1965年、東京経済大学卒業後、株式会社菱三商会(現、三菱製紙販売株式会社)に入社したが、1968年3月には退職し、書に専念する。
1970年12月、1962年より会員となっていた随鷗書道会から競書雑誌「書作」が発行され、発行人となる。1971年、金子知栄子と結婚。1972年、第8回創玄展大賞を「鳳」一字で受賞。この年この「鳳」から名付けられた書道研究洪鳳社(現代表同人、渡部會山)を結成、代表同人となる。1973年8月、母の栄子が66歳で永眠、11月長男大蔵が誕生する。1974年、第1回訪中参観団として中国各地を視察する。1975年、第11回創玄展会長賞受賞、第27回毎日書道展準大賞受賞、第7回日展特選受賞。1977年、駒澤大学の講師となり2004年まで続ける。1978年、第10回日展にて2回目の特選を受賞し、1980年には日展委嘱となり、1984年に第16回日展にて初めて審査員となる。1998年2月、「金子卓義この一年」展を開催し、永眠する直前まで毎年続ける。日展や毎日書道展のような公募展のみならずその1年の内に出品した作品群と、毎年テーマを定めた小品群を展示した。2002年、財団法人毎日書道会理事となる。2003年、毎日書道会の仲間を誘い、正月の銀座を毎日書道会で埋めることを願って、すみよい展を開催。同年9月には個展「金子卓義―史記を書く―」を開催し、この展覧会が評価され、翌年の毎日芸術賞を受賞する。その2004年には社団法人創玄書道会の理事長となる。
2006年3月28日に胸部大動脈瘤を手術し、その後目を覚ますことなく3月30日に永眠。2008年7月、上野の森美術館にて遺作展「響け大空へ 金子卓義の書」開催し、10月には北海道立函館美術館にて同展開催。2012年7月、銀座和光にて「挑む 金子卓義の書」展開催。2014年11月、札幌大丸藤井セントラルスカイホールにて書展「金子卓義と北海道の仲間たち」を開催。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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